【完全版】車売却に必要な書類のチェックリスト|印鑑証明、委任状、住民票など
車の売却
公開日:2021.06.22
最終更新日:2022.09.27
「車を売るときにはいろいろな書類が必要?」と疑問に思う人もおられるはずです。
車を売るのは少し面倒なことも多く、書類をしっかり揃えておかなければ売却までスムーズにいかないこともあります。
車をスムーズに売却させるために、車の売却に必要な書類また車を売るまでの期間、車の売却の流れなどを知っておきたいはずです。 その内容について紹介していきます。
車をの売却に必要な書類チェックリスト
普通自動車の場合 | 軽自動車の場合 | |
自分で用意する書類 | ■自動車検査証(現住所、氏名をご確認ください) ※ ■印鑑登録証明書(発行後1ヶ月以内のもの×2通) ※ ■自賠責保険証明書 ■自動車納税証明書(有効期限をご確認ください) ■実印 ■振込口座情報 ■リサイクル券(預託済みの場合) ※自動車検査証と印鑑登録証明書の住所が違う場合は、以下も必要になります。 住所変更が一度あった場合:住民票 住所変更を複数回経た場合:戸籍の附票または住民票の除票 ご結婚などで姓が変わっている場合:戸籍謄本 |
■自動車検査証(現住所、氏名をご確認ください) ※ ■自賠責保険証明書 ■軽自動車納税証明書(有効期限をご確認ください) ※ ■印鑑(認印可) ■振込口座情報 ■リサイクル券(預託済みの場合) |
店舗で作成する書類 | ■譲渡証明書 ■委任状 |
■自動車検査証記入申請書 |
車を売るために必須の書類は上記です。
自動車検査証や自賠責保険証明書は携帯が必須であるため、基本的には車のダッシュボードに入れてあるはずです。もし紛失している場合は再発行の手続きが必要です。
なお、車検が切れている場合でも、車を売ることは可能です。ただし車検が切れている車を公道で運転すると法律違反になってしまうので、買取店に運転していくことはできません。車検切れの車を売る場合は、出張での買取ができる業者に引き取りに来てもらいましょう。
また、必須書類の他に、整備手帳、取り扱い説明書、スペアキー、取り外した純正品などがあれば用意しておきましょう。査定額のアップにもつながります。
<各書類の解説>
自動車検査証 | 車を運転するために必要な検査を通している書類になり、車検の時にも必要になるもの |
自動車納税証明書 | 毎年4月から5月にかけて支払う自動車税を納める証明書です。売却時に還付してもらうために必要な書類なので準備しておくようにしてください。 |
実印 | 車の売却時には実印を持っていかなければ売却できないので、忘れないようにすべきです。 |
印鑑証明書 | 印鑑証明書は市区町村で発行されているので、所有している実印が変わっているなら再度登録するようにすべきです。 |
自賠責保険証 | 車の運転をする際に自賠責保険の加入が義務付けられており、保険に加入していることを証明する書類です。 |
リサイクル券 | リサイクル法で支払っていることを示す書類なので、これを持っている人は忘れないように準備しておくべきです。 |
委任状 | 委任状は販売店が用意してくれて、名義変更の際に必要になります。 |
譲渡証明書 | 委任状同様に販売店が用意してくれるので、内容を確認して実印を押すようにしてください。 |
住民票 | 住民票は車検証に記載されている住所が現住所と異なるなら提出する必要があります。 |
役所で発行してもらう書類
以下の書類については、役所等で発行してもらう必要があります。
【普通自動車売却の場合に必ず必要】
印鑑登録証明書(2通)
【住所氏名が変わっている場合に必要】
住民票
戸籍謄本
住民票と印鑑登録証明書は、マイナンバーカードがあればコンビニ等で取得することもできます。
手元にあるはずの書類
以下の書類については、車の購入時や納税時に受け取っている書類であり、基本的には手元にあるはずです。
- 車検証(自動車検査証)
- 自賠責保険証明書
- 自動車税納税証明書
- リサイクル券
「まとめてダッシュボードに入っていた」という場合も多いので、まずは手元にある書類を確認してみてください。もし見当たらない場合には再発行が必要ですので、以下のように再発行手続きを進めましょう。
店舗で作成する書類
以下の書類については、実店舗にて作成する書類です。
- 譲渡証明書
- 委任状
- 自動車検査証記入申請書
必要書類が見当たらない場合の再発行の方法
【車検証(自動車検査証)】
自動車登録手続きをした陸運局で再発行してもらえます。手続きには、申請書類代と手数料がかかります。
【自賠責保険証明書】
加入している保険会社に依頼すれば、再発行してもらえます。無料であることが多いですが、免許証など本人確認書類が求められることが多いです。
【自動車税納税証明書】
普通自動車の場合は管轄の都道府県税事務所で、軽自動車の場合は市区町村の窓口で、無料で再発行してもらえます。
【リサイクル券】
再発行はできませんが、「自動車リサイクル料金の預託状況」の確認画面で代用できます。自分の車の登録状況を検索し、当該ページを印刷してください。
【注意】結婚や住所変更で必要な書類は変わる!
車の売却においては、車検証に書かれている情報が非常に重要になります。そのため、以下のように氏名や住所が変わっている場合、また車検証に書かれた所有者と売却手続きをする人が異なる場合には注意が必要です。
引越で住所が変わった場合
引越により車検証に書かれた住所と現住所が異なる場合には、追加で以下のような書類を用意する必要があります。
- 住所変更が一度あった場合:住民票
- 住所変更を複数回経た場合:戸籍の附票または住民票の除票
車検証に書かれた住所が印鑑証明書の住所と同じであるか、予め確認しておきましょう。
結婚等で氏名が変わった場合
結婚等で氏名が変わった場合には、変更前後の氏名が確認できるように、追加で以下の書類を用意する必要があります。
- 戸籍謄本
戸籍謄本は取得に時間がかかることがあるので、早めに手配することをお勧めします。
持ち主死亡にともなう家族による売却(相続手続き)
所有者が亡くなった車を売却する場合、家族構成や現在の遺産配分状態によって必要書類が異なります。相続なのか遺贈なのか、遺言執行人がいるのかなど個々のケースに合わせた必要書類をご案内しますので、お電話でご相談ください。
車売却の流れとは?
車を売却するためには流れを知っておくことも大切です。
詳しい流れが知りたい方は、車売却の方法とは?流れや手続き、査定前に知るべき注意点 を参考にしてみてください。
・買取業者を見つける
車の買取業者を選ぶのに大体1〜2日ほどかかります。ネットやCM、広告などで見つけることも可能なので、自分に合った買取業者を選ぶようにする必要があります。
・車の査定〜価格交渉
車の査定は10〜20分ほどあれば終わります。買取査定では始めからは限度額を出してくることはないので、金額に納得いかない場合は価格交渉をして金額を上げてもらうように交渉しましょう。
・手続き書類の準備
価格交渉がまとまれば必要な書類の準備をします。 書類によっては発行に時間がかかることもあるので、日数に余裕を持って準備するようにすべきです。
・売却の契約
必要書類が揃えば売却の契約を行います。 売却の場合は可能なら自宅に来てもらった方がスムーズにいきやすいので、有利に運べるようにしてください。
・車の引き渡しと入金確認
売却契約が成立すれば車を業者に持っていきます。 引き取ってもらってから代金の振込を確認すれば売買成立になります。
個人間で車を売却した場合に必要な書類はある?
車を個人同士で売買する場合、売買を成立させるための書類をいくつか用意しなければいけません。もし、書類の準備ができていない場合、トラブルが発生する可能性もあるので、しっかりと揃えることが必要です。
詳しく知りたい方は、【初心者必見】車の個人売買で必要な書類まとめ を参考にしてください。
買主が用意すべき書類
車の個人売買において買い手が準備すべき主な書類は主に3枚です。
- 印鑑登録証明書
- 委任状(印鑑登録証明書と同じ印鑑を押したもの)
- 車庫証明書
売主が用意するべき書類
車の売り手側は、買い手側と違っていくつもの書類を用意しなくてはいけません。必要な書類は8種類になります。
- 自動車検査証(車検証)
- 委任状
- 自賠責保険証明書
- 自動車納税証明書
- 譲渡証明書
- 印鑑登録証明書
- 自動車リサイクル券
- 住民票(※車検証の住所と現住所が違う場合)
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