走行距離20万キロの車はどうすべき?かかる費用を徹底解説


車の売却

公開日:2022.12.02

最終更新日:2022.11.29

「乗っている車が走行距離20万キロを超えたけど、まだ乗っても大丈夫かな」
「走行距離20万キロを超えた車を修理するか廃車にするか迷う」

そんな疑問に答える記事です。

走行距離20キロを超える車に乗り続けるとなると安全面や費用面など心配ごとが多くなり、悩みは多くなる一方です。

本記事では走行距離20万キロの車に乗り続けたときの費用やこれからも愛車を乗り続けるためのメンテナンス方法を解説します。

走行距離20万キロの車に乗り続けるか迷っている方はぜひ本記事を参考にしてみてください。

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走行距離20万キロを超えた車は安全?

結論からいうとメンテナンス次第になります。
車の寿命はこれまで走行距離が10万キロと言われてきましたが、車の性能や耐久性が上がり、走行距離が10万キロ以上でも問題なく走れる車もあります。

しかしながら、20万キロも走ると部品の劣化が目立ってきます。
そのため、メンテナンス次第で安全に長く愛車に乗り続けることができます。

ここからは、走行距離20万キロを超える車にかかる維持費や、長く乗り続けるためのメンテナンス方法について解説していきます。

走行距離20万キロ超えるとかかる費用

走行距離20万キロの車を乗り続けるとなると、様々な費用がかかってきます。

まだまだ愛車に乗り続けたいと思っている方や費用面に心配がある方はぜひ参考にしてみてください。

①税金が高くなる可能性がある

車には自動車税と車検時に支払う自動車重量税の2つの税金があります。

自動車税はガソリン車は新車から13年経過すると15%増税します。
ただし、ハイブリッド車は対象外となり、新車から13年経っても増税はしません。

自動車重量税は新車から13年経過と新車から18年経過で増税します。

自家用車(軽自動車除く) 軽自動車
新車~12年目 4,100円/0.5トン 3,300
13~17年目 5,700円/0.5トン 4,100
18年目~ 6,300円/0.5トン 4,400

軽自動車を除く自家用は新車から13年未満の車は車両重量0.5トンごとに一年で4,100円ですが、新車から13年経過すると一年で5,700円、18年経過すると一年で6,300円となります。

軽自動車は新車から13年未満の車は一年で3,300円ですが、新車から13年経過すると一年で4,100円、18年経過すると一年で4,400円となります。

②車検代が高くなる可能性がある

これは20万キロも走っている車は劣化している部品が多いため、どうしても部品の交換をする必要が出てきます。

特にエンジン回りや足回りは10万キロが一つの区切りとされており、20万キロとなれば、エンジンや足回りの整備を丁寧に行う必要があります。

そのため、車検代が高くなってしまう可能性があります。

長く乗り続けるためのメンテナンス方法

これまで乗り続けてきた愛車を手放すのも惜しいと感じる方もいるでしょう。
走行距離が20万キロを超えてくると、長く乗るのにも日頃のメンテナンスが必須となります。

ここではさらに長く乗り続けていくためのメンテナンス方法をご紹介します。

①エンジンオイルを交換する

エンジンオイルは交換せずに使い続けていると、エンジンの故障につながったり、燃費が悪くなってしまいます。
そうなる前に必ず交換をしましょう。

エンジンオイルの交換時期はガソリン車もターボ車も3〜6ヶ月ごと、または走行距離3,000㎞〜5,000㎞とされています。
交換費用はエンジンオイルの種類にもよりますが、3,000〜10,000円です。費用を抑えたい方はガソリンスタンドで交換してもらいましょう。

ガソリンスタンドでも交換できますので、こまめにエンジンオイルを交換することをおすすめします。

②デフオイルを交換する

デフオイルはディファレンシャルギアと呼ばれる装置を動かすのに必要な潤滑油です。

デフオイルの交換時期は一般的に使用期間が約2年、または走行距離が5万キロに達した時とされています。
ただし、デフオイルはカーブをするときに消耗するのでカーブが多い道を頻繁に走行している方は早めに交換することをおすすめします。

デフオイルの交換費用は2,000円前後が相場とされています。メーカーによって変わるので詳しい費用が気になる方は業者に聞いてみましょう。

③タイミングベルトを交換する

タイミングベルトはエンジンを動かすための重要なパーツです。

交換時期は多くのメーカーが走行距離10万キロとしています。
交換費用は軽自動車は3,000前後、普通自動車は6,000前後です。こちらも車種や業者によって値段は変わるので、詳しい費用は業者に確認してみましょう。

タイミングベルトは切れる予兆が分かりにくい部品となるので、交換時期にかかわらず、こまめに業者に確認してもらいましょう。

④ウォーターポンプを点検する

ウオーターポンプはエンジンを冷却し、エンジンのオーバーヒートを防ぐ機関です。

綺麗な冷却水が循環することでウォーターポンプはエンジンを冷やすため、古い冷却水が循環してしまうと金属が劣化して水漏れを起こすこともあります。

水漏れして冷却水がなくなると、エンジンのオーバーヒートを招き、エンジンが故障する原因となります。

そのため、定期的な冷却水の入れ替えや冷却水の通路を掃除することが大切です。

⑤バッテリーの交換をする

バッテリーは車に必要な電気を蓄える蓄電池です。
バッテリーが故障するとカーナビやウインカーなど様々な部分が使えなくなります。

バッテリーの平均寿命は2〜5年とされています。何度もバッテリーが上がっていると寿命は縮まるので注意しましょう。

交換費用の相場は4,500円〜45,000円です。
大きく値段が開いているのはバッテリーの種類や依頼する業者によって大きく値段がかわってくるからです。

値段を抑えたい方は自分でネットショッピングなどでバッテリー本体を購入し、業者にバッテリーの交換を依頼しましょう。
ただし、バッテリーの持ち込みがNGの業者や持ち込むと追加料金が発生する業者もあるので注意が必要です。

⑥足回りのメンテナンスをする

足回りはタイヤやサスペンションといった部分で車の運転性能に関わります。
特にタイヤとブレーキパッドは消耗品なので交換しておきましょう。

■タイヤの交換時期の目安

タイヤの交換時期は4〜5年とされています。
ただし、スリップラインといって三角マークがタイヤに現れた時は、タイヤが消耗しきっている状態なので、すぐに交換しましょう。

タイヤ交換の費用はタイヤ一本あたり、2,000〜13,000円です。業者に依頼した場合は工賃が一本あたり1,000〜10,000円かかります。

■ブレーキパッドの交換時期の目安

ブレーキパッドも交換しておきましょう。
ブレーキパッドはブレーキをかけたときにタイヤの回転を止める役割があります。

ブレーキパッドの交換時期は残りが3mmになったときです。
交換は国の認証を受けた工場でしか交換できない決まりがあるため、交換費用はばらつきがあるのですが、安い工場は1カ所3,000円で交換できます。

⑦定期的な洗車をする

車についた錆や汚れは車の劣化につながります。

洗車するときは車のボディだけでなくボンネットやボディの下も洗浄し、車を清潔に保ちましょう。
定期的に洗車をすることで、車の劣化を遅らせることができるので、メンテナンス費用を抑えながら、長く乗り続けることができます。

走行距離20万キロを超える車で検討することは?

走行距離20万キロの車に乗っていると2つの選択肢が出てくると思います。
ずっと乗ってきた車だからこそ慎重に判断したいと思われている方も多くいらっしゃると思います。
費用面と相談しながら、検討していきましょう。

①今の車に乗り続けたい人は修理を検討する

前半でもお伝えしたように、走行距離が20万キロを超える車は部品が劣化している可能性が十分にあります。

そのため、問題なく走行できたとしても一度整備に出すことで安心してこれからも乗り続けることができます。
故障してからの修理は高額となる場合が多いので、早めに整備に出すことで費用を抑えることができます。

②車の劣化が気になる人は廃車、または売却を検討する

走行距離20万キロを超えるとどうしても部品の損傷が激しい方もいると思います。
修理に出しても高額になってしまう場合は廃車にすることも1つの手段です。

また、走行距離は20万キロを超えても、経過年数が短い方やまだ走行が問題ない方は売却という手段もあります。

走行距離20万キロの車を高く手放す方法

車を手放すときに、高く売れる方法をご紹介します。
少しでも高く売りたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。

走行距離20万キロの車を売るならクリマがおすすめ

走行距離20万キロでもまだまだ走れる車に乗っている方はクリマがおすすめです。

クリマは車に特化した個人売買フリマサイトで、全国のユーザーが数多く利用しています。
さらに、クリマは個人売買のため、消費税や中間マージンがかからず、通常よりも高く売れる可能性が高いです。

走行距離20万キロの車でも状態が良ければ、一度クリマで売却を検討してみてはいかがでしょうか。

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走行距離20万キロの車を廃車するならハイシャル

一方で、部品の劣化が激しく廃車にしたいと思われている方にはハイシャルがおすすめです。

ハイシャルなら走行距離20万キロの車でも0円以上の買取りを保証しています。ハイシャルは引き取りや書類手続きも無料で、さらに重量税や自動車税、自賠責保険の返金も受けることができます。

走行距離20万キロの車を廃車にしたい方はハイシャルを使ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

走行距離20万キロを超えた車はメンテナンスや部品の交換次第で乗り続けることは可能です。
ただ、車検時やメンテナンス時に予想以上のお金がかかってしまって売却や廃車を検討される方もいるでしょう。

売却を検討されている方は個人売買のクリマを利用することで消費税や中間マージンがかからず、一般的な中古車店よりも高く売却することができます。
廃車を検討されている方はハイシャルを利用することで、面倒な手続きや引き取りも無料なので、高く手放すことができる可能性があります。

少しでも高く手放したいと思っている方はクリマやハイシャルを利用してみてはいかがでしょうか。

 

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