雪道走行に強い車おすすめ車種は?おすすめ10選と選び方も紹介
車の購入
公開日:2022.03.22
最終更新日:2022.12.08
冬時期になると雪道での走行を考えておかなければなりません。特に積雪地帯に住んでいる方は雪道走行に強い車が必須といえるでしょう。
そのほか、雪が降らないエリアの方でも冬になるとスキーやスノボーをするために積雪エリアに行くことも少なくありません。
そこで、今回は雪道走行に強いおすすめの車種10選と選び方のポイントについて紹介していきます。
雪道走行に強い車の特徴
雪道はスリップしたり、タイヤが埋もれたりなど、非常に走りにくくなっています。ただ、スタッドレスタイヤを履いていればどのような車でも基本的には走行できるでしょう。
しかし、雪の降る量や積雪量によっては雪道走行に弱いモデルも少なくありません。では、どのような車が雪道に強いのかについて解説していきます。
雪道に強い駆動方式とは?
駆動方式というのはタイヤ4輪の内、どのタイヤが動力になっているかというのを表します。
たとえば、FF方式の場合はフロントタイヤが動力となり、FRはリアタイヤが動力となります。そして、4WDというのはフロントリア4輪すべてが動力です。一般的に雪道に強いのは4WDと言われています。
4WDであれば、4輪すべてのタイヤが動力となるので、滑りやすい道でもしっかりとトラクションがかかるのが特徴です。
雪道に強い車体設計とは?
駆動方式のほかにも車体設計によって雪道に強いかどうか変わってきます。
最低地上高は高いほうがいい
最低地上高というのは地面からボディまでの高さを表します。最低地上高が高いほど、雪の影響を受けにくくなるので雪道に強くなります。
逆に最低地上高が低ければ、積もっている雪と接触してしまうため、ボディが傷付いたり、そもそも走行すらできなかったりすることも珍しくありません。
重量は重い方が安全
車重が重いほうがしっかりとトラクションをかけられるので、直進走行における安全性が高いといえるでしょう。ただ、軽量な車の場合も雪道で曲がりやすいというメリットがあります。
雪道走行に強い車おすすめランキング10選
最低地上高が高い4WDの車が雪道走行を得意としています。では、実際におすすめの車種10選を紹介していきます。
①スバル フォレスター
フォレスターはスバルの伝統的な4WDシステムを採用しており、悪路走破性に優れているのが特徴です。もともとスバルはWRCなど、世界のラリーレースで活躍していました。
そのため、悪路走破性に関する知識やノウハウを十分に備えており、市販車にもその技術が踏襲されています。フォレスターも例外なくWRCで培われた技術が盛り込まれており、非常に高い悪路走破性能を実現しています。
駆動方式 | 4WD |
最低地上高 | 220mm |
②トヨタ RAV4
アーバンスタイルを兼ね備えたトヨタRAV4はSNOWモードを搭載するなど、悪路走破を意識した設計が施されています。
さらに、ダイナミックトルクベクタリングAWDを採用しており、左右独立した出力制御を可能にしており、コーナリング性能の高さが特徴です。
駆動方式 | FF、4WDから選択可 |
最低地上高 | 200mm |
③日産 エクストレイル
エクストレイルにはデフロック機能が搭載されているので、泥や雪にタイヤが埋もれた際も脱出をサポートしてくれるのが特徴です。
駆動方式 | FF、4WDから選択可 |
最低地上高 | 200mm |
④スバル XV
スバルXVはフォレスター同様、WRCのノウハウをもとに設計されています。
見た目は都会イメージがあるものの、フルタイム4WDを採用しており、どのような道でも楽に運転できるでしょう。
駆動方式 | 4WD |
最低地上高 | 200mm |
⑤三菱 デリカD:5
デリカD:5は三菱のフラッグシップミニバンとしてデビューし、ファミリカーとしてはもちろん、レジャーやアウトドアユースにもぴったりの車といえるでしょう。
三菱もスバル同様にWRCやパリダカールレース(砂漠レース)などで活躍しており、悪路走破に関するノウハウを兼ね備えています。D:5には三菱が独自に開発したAWCという電子制御の4WDシステムを採用しており、雪道や山道、泥道などさまざまな路面に対応しています。
駆動方式 | 4WD |
最低地上高 | 185mm |
⑥スズキ ジムニー
ジムニーの最大の特徴はフレーム剛性の高さにあります。軽自動車とは思えないほどの剛性を兼ね備えており、悪路でもスイスイ走行できるのが特徴です。
さらに、手動で駆動方式変えられるパートタイム4WDシステムを採用しているので、燃費走行と悪路走行など、路面状況に合わせて変更できます。
駆動方式 | パートタイム4WD |
最低地上高 | 205mm |
⑦トヨタ ランドクルーザー
世界が誇るランドクルーザーは高級SUVとして幅広い層から人気を集めています。トヨタもパリダカール(砂漠レース)の出場経験があり、悪路走破性の高さはお墨付きです。
特にランドクルーザーはクローズドコースでの使用も想定されており、酷道での走行にも対応しているのが特徴といえるでしょう。また、他のモデルよりも最低地上高が高いので、雪道はもちろん、路面状況が悪い場所でも安心して走行できます。
駆動方式 | 4WD |
最低地上高 | 220mm |
⑧スバル レガシィ
レガシィはXVやフォレスターと同じようにWRCに技術が盛り込まれています。
一見、シティーユース向けのモデルと思われがちですが、凍結した路面や砂利道など、滑りやすい路面を想定したX-MODEというシステムが採用されています。
駆動方式 | FF |
最低地上高 | 213mm |
⑨トヨタ ハリアー
ランドクルーザーに次ぐ高級SUVとして幅広い層から人気があるトヨタハリアーは高い悪路走破性を実現しています。
見た目は質感の高いクールなイメージですが、電子制御の工藤システムは路面状況に応じたトルクコントールを可能にしており、雪道でも安心した走行が可能です。
駆動方式 | FF、4WDから選択可 |
最低地上高 | 195mm |
⑩スズキ クロスビー
クロスビーはジムニーのノウハウが盛り込まれた街乗りも可能なコンパクトSUVです。
クロスビーにはセレクターで走行モードが変更できるシステムが搭載されており、スノーモードを選べば雪道での運転をサポートしてくれます。
駆動方式 | FF、4WDから選択可 |
最低地上高 | 180mm |
雪道走行する時のポイント
雪道では主に3つのポイントに注意して運転することをおすすめします。
スタッドレスタイヤを付ける
雪道ではスタッドレスタイヤの装着は必須です。スタッドレスタイヤを履いていることで、スリップしにくくなり、雪道でも安全に走行することが可能です。
さらに、各都道府県の条例で雪道を走行する際にノーマルタイヤのままだと罰則の対象となってしまうので、雪道を走行する際はスタッドレスタイヤを必ず装着しましょう。
急ブレーキをかけない
雪道では急ブレーキは厳禁です。ただでさえ滑りやすい雪道ではブレーキングに細心の注意を払わなければなりません。
急ブレーキによってスリップを引き起こす可能性があり、さらにハンドルが取られてしまう危険性もあるので絶対にやめましょう。
基本的に低速で走行する
法定速度以下で走ることはもちろんですが、雪道では低速での走行が推奨されています。
たとえば、50km/h規制の道路であっても、雪道では視界が悪くスリップの危険性もあることから、基本的に低速で走行したほうが安全といえるでしょう。
中古車購入するメリットデメリット
雪道に強い車の購入を検討するにあたり、中古車も視野に入れて考える方も多いでしょう。ただ、中古車の購入を検討する際、メリット、デメリットを理解した上で購入することをおすすめします。
中古車を購入するメリット
中古車を購入する最大のメリットは費用を抑えられるということ。新車では手が届かないモデルであっても、中古車なら予算内ということも珍しくありません。
さらに、すでに在庫として販売店に展示されているので納車にかかる時間が短いのもメリットといえるでしょう。
中古車を購入するデメリット
一方、デメリットとしては希望のグレードや色、コンディションの個体を見つけられない可能性があるという点です。
中古車は巡り合わせなので、タイミングによっては希望の車を見つけるまでに時間がかかってしまうことがあるでしょう。
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まとめ
雪道に強い車の特徴として挙げられるのは最低地上高が高い4WDです。ただ、新車価格が高いので購入したいけど、なかなか手が出ないという方も少なくありません。
しかし、中古車であれば本体価格が抑えられるのでお得に雪道に強い車を購入できます。
そして、クリマを利用すれば、消費税や中間マージンが発生しないので、さらにお得に中古車を購入できるでしょう。