車を購入する際に貯金すべき目安金額!崩すべき?ローンを組むべき?


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車の購入

公開日:2021.08.31

最終更新日:2021.08.31

車を購入するために、頑張って貯金をしてこうと考えている方も少なくありません。

しかし、貯金が貯まったからと言って、全額を車購入費用に当ててしまうのは良くありません。というのも、車は購入後もガソリン代や駐車場代、年間でかかる保険や税金など、維持費が必要だからです。

車の購入予算は、一般的に年収額の半分までに抑えるのがいいと言われています。しかし、貯金額はどのくらい用意しておいたらいいのでしょうか。

この記事では、車を購入する際に貯金すべき目安金額とローンを組む判断基準について解説します。

車の購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

車を購入する際に貯金すべき金額の目安はいくら?

車の購入費用を年収の半分と想定すると、貯金額も年収の半分程度を目安にして考えましょう。貯金がある程度あれば一括で買うのもよし、ローンを組んで毎月の負担額を減らす選択肢もできます。

一括支払いなら:貯金額は購入金額の2倍以上あればベスト

もしあなたが、100万円の車を購入したい場合、安心して現金一括購入できる貯金額は200万円ほどです。逆にいうと、今すでに200万円の貯金がある場合、100万円までの車であれば現金一括購入しても購入後も安心して乗れるということです。

年収は購入額の4倍の前後あれば、さらに安心して車を所有することができるでしょう。

実際に、一般社団法人・日本自動車工業会の「乗用車市場動向調査(2019年度)」によると、1ヵ月にかかる車の維持費の平均額は10,700円で年間約13万円程度。内訳は、燃料代・修理代・有料駐車場代・有料道路通行料などで、車両代・ローン返済・保険料・税金は含まれていません

「①保険料や税金などが上乗せされること、②1日の走行距離や車種などによって燃料代には差があること、③有料駐車場代は生活している地域によって異なること」を考慮すると、年間20万円〜50万円ほどはみておくべきです。

これらの事実を考慮すると、一括現金購入なら貯金額は購入金額の2倍ある状態がベストです。

ローンを組むなら:貯金額は購入金額の半額以上あればベスト

もしあなたが、ローンを通して100万円の車を購入したい場合、用意しておいた方がいい貯金額は50万円以上です。逆にいうと、今すでに50万円の貯金がある場合、100万円までの車であればローンを通して購入しても安心して乗れるでしょう。

さらに、各金融機関によってばらつきがありますが、年収の3分の1がローン融資額の目安となるので、仮に車体価格100万円のカーローンを組む場合、年収は300万円以上あるのが理想となります。他に勤務状況や過去の返済トラブルの有無が審査基準となり、人によって融資額は異なってきます。

前述した車の維持費を考慮すると、ローンを組むなら貯金額は購入金額の半額以上ある状態がベストです。

年収別の購入予算の目安とおすすめの車種は?

冒頭で述べた通り、車の購入予算は一般的に年収額の半分までに抑えるのがいいと言われていますが、それぞれの年収額によって状況は異なります。

そこで、年収別の購入予算の目安を以下より詳しく説明します。また、その年収相応の予算で購入できる、おすすめの人気車種もご紹介していきます。

年収300万円以下の場合の購入予算とおすすめ車種

車の購入費用は年収の半分以下が目安ですが、年収300万円未満の場合は50〜100万円程度を予算の目安とするのが賢明です。なので、無理に新車を購入するよりも中古車の中から比較的状態のいいものを選ぶのがおすすめです。

また、維持費として年間20〜30万円程度かかることも考慮しておきましょう。

メーカー 車種名 ボディタイプ 価格
ダイハツ ミライース 軽自動車 新車は85万円程度、中古車は40万円程度
ホンダ N-BOX 軽自動車 新車は140万円程度、中古車は55万円程度
スズキ ワゴンR

 

軽自動車 新車は110万円程度、中古車は35万円程度

 

他にもトヨタの「アクア」やホンダの「フィット」、スバルの「ステラ」などは、低価格の車種で中古車であれば幅広い選択肢の中から車を選ぶことができます。

どうしても、新車の車を購入したい場合は、ダイハツ「ミライース」のような低価格の軽自動車を選べば維持費も抑えられます。

年収400万円〜500万円台の場合の購入予算とおすすめ車種

年収が400万~500万円台の場合、車の購入予算は200万~250万円を目安とするのが賢明です。そのため、軽自動車やミニバンの新車にも手が届きます。維持費は年間30〜50万円程度かかることも考慮しておきましょう。

カーローンを組むこともでき、月々の返済に加えて、ボーナス払いを使って無理なく返済できる範囲内です。

メーカー 車種名 ボディタイプ 価格
ホンダ

 

N-WGN 軽自動車 新車は130万円程度、中古車は110万円程度

 

日産 ノート コンパクトカー 新車は150万円程度、中古車は95万円程度

 

トヨタ カローラ コンパクトカー 新車は190万円程度、中古車は160万円程度

 

 

トヨタ「アクア」や日産「ノート」などの最新モデルを新車で買うことができます。中古車も選択肢の中に入れれば、さらにグレードの高い車も購入できるでしょう。ただし、中古車を購入する場合は、新車より維持費がかかることもあるため注意しましょう。

年収600万円〜700万円台の場合の購入予算とおすすめ車種

年収が600万~700万円台の場合、車の購入予算は300万~350万円となり、新車から高級中古車まで幅広く選択できます。維持費は、年間50万円以上かかることも考慮しておきましょう。

生活にも余裕があり、車にかけれるお金も多いと考えられるため、自分好みのオプションを付けたりグレードを上げることもできます。

メーカー 車種名 ボディタイプ 価格
トヨタ プリウス ステーションワゴン 新車は260万円程度、中古車は90万円程度

 

日産 セレナ ミニバン 新車は260万円程度、中古車は90万円程度

 

スバル フォレスター SUV 新車は290万円程度、中古車は200万円程度

 

 

ホンダ「オデッセイ」、マツダ「CX-8」など、こだわりに合わせて車を選ぶことが可能です。ただし、トヨタ「アルファード」など、高級ミニバンクラスを希望する場合は新車ではきびしいため、維持費が出せるかどうかを検討した上で中古車を探してみましょう。

車を購入する3つの手段と特徴

内容 メリット デメリット
カーローン 銀行や信販会社でローンを組み、毎月返済する方法 ・手元に資金がなくても車の購入が可能 ・金利の支払いが必要になる
・借り入れに審査が必要
現金一括払い 購入金額を現金一括で支払う方法 ・金利がかからない ・手持ちの資金が減る
クレジットカード 全額または頭金をクレジットカードで支払う方法 ・ポイント還元がある ・利用限度額が設定されている
・分割払いの場合は金利が高い

 

車を購入する際の主な手段(支払い方法)は、現金一括払い、カーローン、クレジットカード払いの3つがあります。

購入の際には、どの支払い方法が自分にぴったりかどうかを判断する必要があります。今回は、それぞれの支払方法についてメリット、デメリットを解説します。

車を購入する手段①:現金一括払い

手持ちの現金に余裕がある場合は現金一括払いも可能です。現金一括払いのメリットとデメリットを以下より見ていきましょう。

■現金一括払いのメリット

現金一括払いのメリットは、利息が発生しない点です。ローンを組むと返済額に加えて利息もプラスされますが、一括であれば車の代金のみの支払いしかないので余計な出費がかかりません。
また、一括であれば、それ1回で支払いが終了するので、分割払いのように、その後数ヶ月〜数年間は車の代金の支払いを気にする必要がないのもメリットです。

■現金一括払いのデメリット

現金一括払いのデメリットは、決して安い金額ではないお金を、現金で準備する必要がある点です。仮に用意ができたとしても、車だけに使ってしまうと車以外の生活面での急な出費に対応できない可能性が高くなります。
急な出費があっても手元にお金がない場合、借り入れなどをする必要があり、それにより結局借金ができてしまうでしょう。
そして、販売店によっては、一括払いよりもローンを組んでくれたほうが好まれるパターンもあります。新規ローンを推進するために割引サービスなどを行っているところもあり、そのサービスを使うと総合的に見てローンの方がお得な場合もあるでしょう。

車を購入する手段②:ローン払い

車の支払いで最もポピュラーといわれているのがカーローンでの支払いです。銀行や信販会社にてローンを組み、毎月返済していくことになります。

■カーローンのメリット

カーローンのメリットは、車の代金を現金で全額用意できなくても購入が可能という点です。ローンの種類によってはボーナスの時期だけ月々の返済額より多く支払うボーナス払いもあるので、無理のない返済ができます。
また、返済期間や月々の返済額など、その人の収入や生活スタイルによって返済方法を選択することも可能です。

■カーローンのデメリット

カーローンのデメリットは、月々の返済額に利息もプラスされるので、一括払いよりも支払い総額が多くなる点です。また、最初は順調に支払いを消化していても、その後に諸事情により収入が減ってしまい、車を手放すパターンもあります。

車を購入する手段③:クレジットカード

所有するクレジットカードを使っても車の購入は可能です。クレジットカードでの支払いはディーラーや販売店ごとに対応が異なります。
(※クレジットカード支払いに対応していない販売店もあります。)

■クレジットカード支払いのメリット

クレジットカードを使って車を購入した場合、大量のポイントが還元される点がメリットといえるでしょう。車は他の買い物に比べると高額となるので、通常よりも多くのポイントが還元されます。
また、通常のローンよりも月々の支払いに余裕が持てる場合もあるのもメリットです。カードの引き落としは決済の日によって2ヶ月後になるケースもあるので、無理のない返済が可能です。

■クレジットカード支払いのデメリット

カードでの購入のデメリットは、金利が高いことです。カーローンに比べると各カード会社が設定する金利は高いので、利息も高くなる可能性があります。

また、車の代金とカードの利用限度額が釣り合わない、販売店によってはカード利用ができない場合もあるなどが、デメリットです。

車を購入する際に必要!?貯金すべき費用8つ

車を購入する際には、ある程度まとまった費用が必要だとお分かりいただけたと思いますが、実際に何にどのくらい費用がかかるのか気になる方も多いはずです。

以下より、車の購入にかかる費用と購入後の維持費について紹介しましょう。

車の購入にかかる費用4つ

車の購入にかかる費用は、以下の4つに分けられます。

  1. 車両代金
  2. 法定費用
  3. 諸費用
  4. 代行費用

②〜④を合わせた費用は、車両代金の1割〜2割程度。例えば200万円の車両を購入する際は、10万円〜20万円が別途費用としてかかることを把握しておきましょう。

<車両代金一覧>

新車(普通車) 100~300万円程度
新車(軽自動車) 80~150万円
中古車(普通車) 150万円程度
中古車(軽自動車) 50万円程度

<法定費用一覧>

自動車税(種別割)
軽自動車税(種別割)
車の排気量に応じて課せられる税金。軽自動車は一律。
環境性能割 車の取得時に課せられる税金。燃費性能などで税率が変わる
自動車重量税 車の重量に応じて課せられる税金。軽自動車は一律
自賠責保険料 加入が義務付けられている自賠責保険の保険料
消費税 車両価格やオプション、付属品などに課せられる税金
リサイクル料金 廃車費用の前払い。廃車にしなければ戻ってくる

<諸費用一覧>

車庫証明費用 自動車保管場所証明書(車庫証明書)の申請と取得にかかる手数料
検査登録費用 新車の新規登録やナンバー取得、中古車の移転登録や検査などの手数料
希望ナンバープレート代 自分の希望する番号でナンバープレートを作成する場合にかかる手数料

<代行費用一覧>

納車費用 購入した車を指定場所まで届けてもらう費用
下取り代行費用 下取りに出す車がある場合に必要な名義変更や抹消登録、査定などの費用
車庫証明手続き代行費用 車庫証明手続きを販売店に任せる場合にかかる費用
検査登録代行費用 検査登録手続きを販売店に任せる場合にかかる費用
希望ナンバー代行費用 希望するナンバープレートの取得を販売店に任せる場合にかかる費用
預かり法定費用 法定費用の納付手続きを販売店に任せる場合にかかる費用
クリーニング費用 中古車購入時に内外装のクリーニングや洗車を行う費用

 

車の維持にかかる費用4つ

言わずもがなですが、車の購入後は維持費が必要で主に以下の4つに分類されます。

  1. 各種税金
  2. 車検費用
  3. 諸費用
  4. メンテナンス費用

カーローンを利用した場合は、月々の返済もあるので注意しましょう。

<各種税金>

自動車税(軽自動車税)は、毎年4月1日時点での車の所有者が納めないといけない税金。排気量が大きくなるほど自動車税の納税額も大きくなります。

2019年10月の税制改正より、「自動車税(種別割)」に変更されています。そのため、2019年9月までに購入した「自動車税」と、2019年10月以降に購入した車では適応される税額が異なります。なお、軽自動車税は「軽自動車税(種別割)」に変更となっていますが、税額は変わりません。

《排気量別の自動車税の納税額》

排気量 2019年9月30日以前 2019年10月1日以降
660cc〜1,000cc 29,500円 25,000円
1,001cc〜1,500cc 34,500円 30,500円
1,501cc〜2,000cc 39,500円 36,000円
2,001cc〜2,500cc 45,000円 43,500円
2,501cc〜3,000cc 51,000円 50,000円
3,001cc〜3,500cc 58,000円 57,000円
3,501cc〜4,000cc 66,500円 65,500円
4,001cc〜4,500cc 76,500円 75,500円
4,501cc〜6,000cc 88,000円 87,000円
6,001cc〜 111,000円 110,000円
軽自動車 10,800円 10,800円

※ガソリン車は13年経過、ディーゼル車は11年経過で自動車税が15%アップします。

自動車重量税は、車の重量に応じて納める税金。新車購入時や車検時に車検証の有効期間分の税金をまとめて納めることになっています。

《重量別の自動車重量税の納税額(乗用車|車検時)》

車両重量 エコカー エコカー
(本則税率から軽減)
エコカー外
50%減 25%減 軽減なし
0.5トン以下 免税 1,200 1.800 2.600
~1 2,500 3,700 5,200
~1.5 3,700 5,600 7,800
~2 5,000 7,500 10,400
~2.5 6,200 9,300 13,000
~3 7,500 11,200 15,600

引用元:国土交通省

頭金は払うべき?相場は購入額の2~3割

ローンを組む際に頭金を支払うことで、審査に通りやすくなったり、返済期間が短くなり月々の返済額が低くなるなどのメリットがあります。

頭金の相場は大体20~30%になっていますが、銀行や審査機関によってはローン金額の何%かが決まっている場合もあります。契約時に頭金の一部を契約金として支払ったりすることもあるので、確認を忘れずにしましょう。

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