タイプ別お買い得中古車15選!安くて使える車の選び方も解説


車の購入

公開日:2023.01.23

最終更新日:2023.01.25

「中古でお買い得な車種が知りたい」
「人気度やデザインよりも、コスパの良い車が欲しい」
といった方におすすめの記事です。

車を選ぶとき、たくさんの車種の中から自分に合ったものを探し出すのは大変です。

この記事では、お買い得な中古車の特徴や、具体的な車種お買い得に手に入れるためのテクニックを紹介します。
なるべく安く良い車を手に入れるために、ぜひ参考にしてみてください。

中古車を売るなら個人売買のクリマ
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お買い得な中古車の特徴

中古車の価格は、需要と供給のバランスによって変動します。

つまり、状態や性能に問題がなくても、それ以外の原因で需要が少なくなっていたり、供給が過多になっていたりする車種は、中古車価格が安くなっています。

以下では、お買い得になっている車種の特徴について詳しく説明します。

ライバル車が人気の車種

まず、ライバル車の人気が高いと、中古車価格は下がりやすくなります。

性能に問題がなくとも、デザイン面やブランド力でライバル車に差をつけられてしまい、新車販売で苦戦する車種は少なくありません。

このような車種は、人気のライバル車よりも安く買うことができるため、デザインやブランドを気にしない方にとってはお買い得になります。

個性的・特徴的な車種

また、デザインや性能が個性的・特徴的だったために人気が出ていない車種も存在します。

特に、白・黒・シルバーのような定番色ではなく、カラーが赤や青の車体であればなおさら需要が少なくなるため、価格が下がりやすくなっています。

このような車は、万人受けはしなくとも、その個性や特徴が気に入る人にとってはお買い得な車になるでしょう。

需要が下がっている車種

さらに、同じ車種であっても時期によって人気が下がって安く手に入れられることがあります。

 

モデルチェンジした車種

基本的に、フルモデルチェンジ後には旧モデルの中古車価格が下がります。

これは、新モデルへの注目度が上がることによって、旧モデルの需要が少なくなるためです。

お買い得な中古車を探す際には、現行ではない旧モデルを探してみると良いでしょう。

 

セダンタイプの車種

セダンは他のボディタイプと比べて人気が低くなっており、お買い得です。

人気のボディタイプにも変化があり、現在はSUVが人気になっています。

そのため、新車価格や排気量が同程度であっても、SUVよりもセダンの方が安く手に入れることができます。

流通台数が多い車種

一方で、新車販売で人気が非常に高く、流通台数が多くなっている車種も安く手に入れられることがあります。

これは、中古車市場での流通台数が多ければ、販売業者の間で価格競争が起こるためです。

また、カラーやカスタムの選択肢も多くなるので、自分好みの車体を探しやすいという利点もあります。

維持費が安い車種

さらに、購入価格だけでなく維持費も抑えられる車種であれば、さらにお得に乗ることができます。

車の維持費として代表的なものが、自動車税燃費です。

軽自動車をはじめとした排気量の小さい車種を選べば、定期的に払う税金を安く抑えることができます。

また、低燃費の車種であれば、ガソリンの使用量が少なく済むので経済的です。

ボディタイプ別お買い得な車種15選

ここからは、具体的にお買い得な車種をボディタイプ別で紹介していきます。

それぞれの特徴中古車価格の相場も一緒に紹介しますので、参考にしてみてください。

セダンのおすすめ車種

セダンは3ボックス4ドアでトランクルームが独立している車の形です。

SUVなどに比べて人気が落ちていますが、運転するときの安定性が高いボディタイプなのでコスパのいい車種が見つかりやすくなっています。

 

トヨタ カローラアクシオ

カローラアクシオは、「大人4人が安心・安全、快適に長距離を移動できるミニマムサイズのクルマ」がテーマとなっており、コンパクトさと室内の広さのバランスが良い車種です。

スポーティなデザインが特徴で、2013年以降には低燃費なハイブリッド車も発売されています。

4人程度の利用が多く、乗り心地や運転のしやすさを求める方におすすめです。

お買い得な理由:セダンの人気が下がっている
中古車相場:100万円前後

 

マツダ アテンザ

アテンザはマツダのフラッグシップセダンであり、2019年には「MAZDA6」に名称変更がされています。

スタイリッシュなデザインや運転のしやすさを考えた内装のほか、ディーゼルエンジンの車体があることも特徴です。

洗練されたデザインが好きで、楽しんで運転をしたいという方におすすめです。

お買い得な理由:セダンの人気が下がっている、型落ちのモデル
中古車相場:130万円前後

 

日産 スカイライン

スカイラインは、1957年の初代発売から60年以上のロングセラーとなっており、車好きから高い人気を誇る車種です。

しかし、現行から2代前のV35(2001~2006年)、1代前のV36(2006~2013年)であれば、数十万円でも購入することができます。

高い走行性能の車を手頃な価格で手に入れたい方におすすめです。

お買い得な理由:セダンの人気が下がっている、型落ちのモデル
中古車相場:60万円前後(2001~2013年式)

軽自動車のおすすめ車種

軽自動車は、軽自動車税や車検代などの維持費が安く抑えられるというメリットがあります。

パワーよりも手軽さを重視する方は軽自動車の中から選ぶのが良いでしょう。

 

スズキ ワゴンR

ワゴンRは軽自動車の人気に火をつけたと言われるほどのベストセラー車種です。

軽自動車の中でも燃費性能が良く、広い室内空間を備えているため、日常的に使いやすいつくりになっています。

買い物などの近距離の移動などで手軽に使える車をお探しの方におすすめです。

お買い得な理由:流通台数が多い、維持費が安い
中古車相場:60万円前後

 

ダイハツ ムーヴ

ムーヴは、ダイハツの看板車種であるハイト系軽自動車です。

室内の広さや燃費性能、走行性能などのバランスが良く、デザインのかっこよさも評価されています。

手軽な使い勝手の良さとデザインのかっこよさの両方を求める方におすすめの車種です。

お買い得な理由:ライバル車が人気、維持費が安い
中古車相場:60万円前後

 

三菱 eKスペース

eKスペースはスーパーハイトワゴンと呼ばれる、ハイトワゴンよりもさらに広い室内を持つ軽自動車です。

スーパーハイトワゴンではホンダN-BOXなどに人気を奪われていますが、他車種と比べると運転支援システムが充実している点が特徴となっています。

室内が広く運転のしやすい軽をお探しの方におすすめの車種です。

お買い得な理由:ライバル車が人気、維持費が安い
中古車相場:100万円前後

SUVのおすすめ車種

SUVは乗用車でありながら砂利道や雪道の走行を想定したつくりになっており、最近人気が高くなってきているボディタイプです。

荷物の積み込みもしやすいので、アウトドアが好きな方などにおすすめです。

 

日産 ムラーノ

ムラーノは、北米での人気を受けて2004年から国内でも販売を開始したクロスオーバーSUV。

4WDシステムを搭載している車体が多く、視界も広く取られているので、安心して運転しやすいのが特徴です。

室内空間も広く、乗り心地のよいつくりになっているので、ファミリーで出かけることの多い方におすすめの車種です。

お買い得な理由:個性的なデザイン、型落ちのモデル
中古車相場:80万円前後

 

マツダ CX-5

CX-5は、マツダのスカイアクティブ技術が全面に採用されているコンパクトクロスオーバーSUVです。

SUVの中でも人気の車種ですが、2016年以前の旧モデルであれば安く手に入れることができます。

ディーゼル搭載モデルもあり、走行性能と燃費性能に優れているため、4~5人で旅行などの遠出をすることが多い方にはおすすめの車種です。

お買い得な理由:型落ちのモデル
中古車相場:120万円前後(~2016年式)

 

三菱 アウトランダー

アウトランダーはいち早く7人乗りとして発売されたミドルサイズSUVです。

現行モデルではPHEVのみの販売になっていますが、2020年まではガソリン車も販売されていました。

運転支援システムや安全技術も充実していますので、お買い得な3列シートの車をお探しの方におすすめです。

お買い得な理由:型落ちのモデル、ライバル車が人気
中古車相場:140万円前後(~2020年式)

コンパクトカーのおすすめ車種

コンパクトカーは普通車の中ではボディが小さく、比較的手頃に購入できることから、人気のボディタイプとなっています。

サイズやパワーが軽自動車では少し物足りないと感じる方におすすめです。

 

トヨタ アクア

アクアは「2020年のコンパクトカー」をコンセプトに発売されたスモールハイブリッドです。

「小さなプリウス」とも言われ、室内空間の広さ世界トップを誇る燃費の低さから大ヒットとなりました。

維持費を抑えながら軽自動車よりも大きい車に乗りたい方におすすめの車種です。

お買い得な理由:流通台数が多い、維持費が安い
中古車相場:100万円前後(~2021年式)

 

マツダ デミオ

デミオは、マツダからエントリーモデルとして販売されているコンパクトハッチバックの車種です。

他のコンパクトカーと比べて、室内の広さよりも心地よく運転できる運動性能やデザインが重視されています。

そのため、コンパクトな車で運転を楽しみたいという方におすすめの車種です。

お買い得な理由:ライバル車が人気、型落ちのモデル
中古車相場:80万円前後

 

トヨタ ポルテ

ポルテは使い勝手の良さが追求されているコンパクト2ボックス車です。

助手席側には大型のスライドドアがついているのが大きな特徴であり、室内空間もゆとりのあるつくりになっています。

乗り降りのしやすいコンパクトカーをお探しの方におすすめの車種です。

お買い得な理由:ライバル車が人気、特徴的なデザイン、型落ちのモデル
中古車相場:55万円前後

ミニバンのおすすめ車種

ミニバンは、大人数で乗ることができるファミリーに人気のボディタイプです。

3列シートが基本であり、7~8人乗りの車種が多いほか、スライドドアを装備しているものがほとんどです。

 

マツダ プレマシー

プレマシーは1999年~2017年にマツダから販売されていたコンパクトミニバンです。

シートの位置を組み替えられるのが特徴で、2013年以降には、スカイアクティブ技術の搭載によって走行性能や燃費性能も向上しました。

さまざまなシーンに合わせて使える車を安く手に入れたい方におすすめの車種です。

お買い得な理由:型落ちのモデル、ライバル車が人気
中古車相場:40万円前後

 

マツダ ビアンテ

ビアンテは2008年~2017年に販売されていたマツダのミドルクラスミニバンです。

個性的な外観を持っており、フロントに三角窓がついていることで広い視界が保たれ運転しやすくなっています。

3列目まで広々とした室内空間を備えているので、多人数で出かけるための車をお探しの方におすすめの車種です。

お買い得な理由:特徴的なデザイン、型落ちのモデル、ライバル車が人気
中古車相場:50万円前後

 

日産 ラフェスタ

ラフェスタは2004年~2012年に日産から販売されていた5ナンバーサイズのミニバンです。

3ナンバーサイズが多いミニバンの中では車体が小さく、小回りがききやすいのが特徴です。

4~5人で荷物を積んで旅行などに使いたいという方におすすめの車種です。

お買い得な理由:型落ちのモデル、ライバル車が人気
中古車相場:40万円前後

中古車を安く買うためのテクニック

中古車は状態や時期など、さまざまな要因で価格が変動します。

そのため、中古車をお得に買うためには安くなる時期や車体の状態を見極めることが重要です。

ここでは、次のような3つの「安く中古車を買うためのテクニック」をお伝えします。

  • 決算期や4~5月を狙う
  • 走行距離にこだわりすぎない
  • 値引き交渉をしてみる

決算期や4~5月を狙う

一般的に、決算期の3月や9月、需要が落ち込む4~5月に中古車の価格が下がりやすいと言われています。

3月や9月のような決算期には、販売店は売り上げ目標を達成するために積極的に買取・販売を行うようになります。

そのため、販売業者も値引き交渉などに応じてくれやすく、安く購入できる可能性が高くなります。

また、年度末には車を買い替える人が多いのに対し、4~5月になると中古車の需要は落ちてきます。

その上、年度末に売却された車体の整備が終わり販売されることで、需要に対して供給が過多になり販売価格が安くなります。

このような理由から、決算期や4~5月を狙うことで、よりお得に中古車を購入することができるのです。

走行距離にこだわりすぎない

また、走行距離にこだわりすぎないで選ぶことも大切です。

中古車は走行距離が「1年あたり1万キロ程度」を基準に選ぶことが原則ですが、メンテナンスが行き届いた車体であれば走行距離が長くても問題ないことがあります。

記録簿が残っている車体や、オイル交換、パワーステアリング、ブレーキパッド、タイヤなどに問題がないかを基準に選んでみると良いでしょう。

記録簿とは、定期点検整備記録簿のことで、24ヶ月点検や12ヶ月点検などの法定点検の内容が記録されているため、車体の状態を知るうえでとても重要です。

このように、走行距離にこだわりすぎず車体の状態を上手く見極めることで、中古車をより安く購入することができます。

値引き交渉をしてみる

販売店と値引き交渉をしてみることも重要です。

中古車の販売店では、交渉することで5~10%程度の値引きが可能だと言われています。

特に、その車をすぐに買う姿勢を見せ、本気で購入する意思を示すことで、販売店も値引きを検討してくれやすくなります。

より安く購入するためには、このような値引き交渉も試してみると良いでしょう。

中古車選びで失敗しないための注意点

ここまで、中古車のお買い得な車種や安く購入するためのテクニックを紹介してきました。

一方で、中古車は車体によって状態がさまざまであるため、選び方を失敗してしまうとメンテナンス費用がかさんでしまったり、すぐに乗れなくなってしまうこともありえます。

以下では、中古車選びで失敗しないための注意点を2つ紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

修複歴ありや水没車には注意

修復歴のある車体や、水没車には注意しましょう。

修復歴がある場合、欠陥が完全に修復できていない危険性があり、自動車保険料が高くなることもあります。

また、浸水歴のある水没車も、精密機器や電装部品が完全に修復できないほどに被害を受けている可能性が高いです。

浸水歴があっても、販売店では「修復歴なし」として扱われていることもあるため、サビや腐食から見極める必要があります。

購入してからのメンテナンスを避けるために、修復歴や浸水歴に注意して中古車を選ぶことが重要です。

バッテリーが古いものは避ける

また、バッテリーまわりが古くなっている車体には注意しましょう。

バッテリーやオルタネーターが劣化していると、交換に20万円ほどかかってしまう可能性があります。

特にハイブリッドカーには、駆動用バッテリーよりも寿命の短い補助バッテリーが付いているので、そちらの状態も確認するようにしましょう。

クリマでお買い得な中古車を探そう

お買い得な中古車をお探しの方には、クリマを使った個人売買がおすすめです。

個人売買であれば取引に消費税がかからないので、一般的な中古車販売店よりも安く購入することができます。

特に、クリマは手数料が業界最安値となっており、売買するうえでのサポート体制も整っているので、安心してお得に中古車を購入できます。

クリマを使って、よりお得に車を手に入れてみてはいかがでしょうか。

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まとめ

お買い得な中古車には、他車種との競争の中で人気が低くなっている、あるいは、反対に新車販売で人気が高かったために供給量が過多になっているなどの特徴があります。

また、維持費が抑えられる車種もコスパが良くお得に乗ることができるでしょう。

この記事では、以上のような特徴を持つお買い得な車種を、ボディタイプごとに3車種ずつ、合計15車種紹介しました。

それぞれの特徴や中古車相場を参考に、ぜひ自分にとってお買い得な車種を探してみてください。

また、よりお得に中古車を手に入れるためには、個人売買のプラットフォームであるクリマを利用することもおすすめです。

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