新古車を買うメリットは?新古車の選び方と注意点について解説
車の購入
公開日:2022.04.28
最終更新日:2022.10.24
新古車は新車を購入するよりも安く購入できると注目を集めています。
しかし、新古車を選ぶ際はいくつかのポイントがあります。
そこで、今回は新古車と中古車の違いや新古車を購入するメリット、さらに購入時の注意点について解説していきます。
新古車とは?新車や中古車との違いについて
新古車という言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。
しかし、新車や中古車とどう違うのかあまりわからないという方も少なくありません。では、まず新古車や新車、中古車の違いについてみていきましょう。
新古車とは
新古車というのは限りなく新車に近い中古車です。わかりやすくいうと、ほとんど使用していないものの、他の人が乗ったり触ったりしたことがある車というイメージです。
たとえば、ディーラーの展示車は新古車に該当するため、試乗車についても新古車といえるでしょう。
さらに、ディーラーによっては一定数の新車を登録して新車よりも安く販売しているケースもあります。それも新古車になるでしょう。
新車・中古車との違いは
新車の場合、ディーラーで車種やグレード、色やオプションなどを自由に決めていきます。
そして、受注されてから工場で生産されてディーラーに運び込まれ、納車という流れです。完全に自分だけの仕様となっており、まさに新品の車なのです。
一方、中古車は一度ほかの人の名義になった車のことをいい、グレードや色などを決めることはできません。
新古車というのは中古車よりも走行距離が短く、状態も新車とほとんど変わらない車のことをいいます。
イメージとしては中古車であるものの限りなく新車に近い状態といえるでしょう。
新古車を購入する5つのメリット
では、新古車を購入するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
新車同然の車を安く購入できる
新古車は新車とほとんど状態が変わりません。
しかし、価格は新車よりも安いことから新車同然の車を安く購入できるのがメリットといえるでしょう。
購入時の自動車税免除される
購入時の自賠責保険や自動車税が免除されるのもメリットとして挙げられます。
新古車はすでに登録されている状態が一般的なので、ディーラーが自賠責保険料や自動車税を支払っているのです。
したがって、購入年度については自動車税や自賠責保険料を支払う必要はありません。
現車があるためすぐに納車できる
新車の場合、受注生産となるため納車までに時間がかかってしまいます。とくに人気車種の場合は半年から1年以上かかることも珍しくありません。
しかし、新古車の場合はすでに登録済みの車なので、すぐに納車してもらえます。
初めから装備・オプションが付いている
新古車はディーラーの展示車や試乗車として使用されていたケースが多いです。
最上級グレードであったり、さまざまなオプションがついていたり、お得感があるのがメリットといえるでしょう。
車検が長く残っている場合もある
登録から間もない新古車は車検が長く残っている可能性が高いでしょう。中古車の場合、個体によってはすぐに車検を受けなければならないことがあります。
しかし、新古車であれば車検の有効期限が多く残っているのがほとんどなので、次回車検まで期間が長いのがメリットです。
新古車を購入するデメリット
メリットが多い新古車ですが、デメリットについても確認しておきましょう。
メーカーオプションが付けられない
新車であれば希望に合わせてメーカーオプションをつけられます。しかし、新古車の場合はすでに車体が出来上がっているのでメーカーオプションをつけられません。
ただ、ディーラーオプションであれば後付けが可能なので、営業担当に相談してみると良いでしょう。
台数が少なくすぐに売り切れてしまう
ほとんど新車と変わらない状態で費用が安いことから、すぐに売り切れてしまうというのがデメリットです。
中には営業担当者に新古車が出たタイミングで連絡してもらえるように頼んでいる方もいます。新古車を狙っている方は事前に確認しておくことをおすすめします。
新古車を購入する時の流れ
新古車を購入する時の流れは非常に簡単です。ぜひ、参考にしてください。
新古車は中古車販売店やディーラーで買える
新古車はディーラーや中古車販売店で購入可能です。ただ、中古車販売店によっては取り扱いがないことが多いでしょう。
しかし、最近は新古車のみを扱っている業者もあるので、幅広くチェックすることをおすすめします。
①車種と予算を決める
まずは希望の車種と予算を決めていきます。ある程度の予算を決めてから車種を選べばスムーズに決められるでしょう。
②駐車場を確保する
車種に合った駐車場を確保しましょう。普通車の場合、登録時に車庫証明書が必要です。そのため、手続きの前に駐車場を確保しなければなりません。
また、車種のサイズが収まる駐車場である必要があるので、サイズについてもあらかじめ確認しておきましょう。
③車を決めて契約手続きをする
ディーラーで契約手続きを進めます。購入時は頭金や印鑑、印鑑証明書などが必要になります。そのほか、車庫証明申請書類や委任状などが必要になるでしょう。
④任意保険加入と支払い手続きをする
任意保険はあくまでも任意ですが、万一の事故の際はしっかりと対応してくれるので、可能であれば入っておいたほうが良いでしょう。そして、支払い手続きを進めて契約の完了です。
⑤納車して完了
納車日に車を受け取り、納車完了です。
新古車を選ぶ時の注意点とポイント
新古車を選ぶ時はいくつかの注意点とポイントがあります。
「登録済み未使用車」として探す
登録済未使用車を探すのがポイントです。登録済未使用車とは登録自体は完了しているものの、使用していない車のことをいいます。たとえば、試乗車の場合は複数の人が乗車して走行距離も5,000km近くになっていることもあります。
しかし、未使用車の場合は新車と同じく走行距離が10km以内なので、ほぼ新車といえるでしょう。
新古車が増える4月と10月に探す
新古車が増えるのは決算期が過ぎた4月と10月です。決算を過ぎたタイミングで新古車が多く出回るので4月と10月は意識して新古車を探しましょう。
保証内容について確認しておく
いくら新古車とはいえ、車は機械なのでメンテナンスが必要です。また、万一故障した場合は修理が必要になるため、事前に補償内容について確認しておくことをおすすめします。
新車と同じ保証なのか、中古車として扱われるのか、保証期間や内容の確認は必ずしておきましょう。
出来るだけ実車を見てから選ぶ
実車を見てから購入を検討したほうが良いでしょう。
新古車とはいえ、試乗車などに使用されていた場合、傷や汚れなどがあることも少なくありません。出来るだけ実車確認をしてから検討しましょう。
中古車を探すならクリマがおすすめ
新古車よりもさらに購入費用を抑えたい方は中古車を検討してみてはいかがでしょうか。また、最近は車の個人売買ができるクリマというサービスが注目を集めています。
クリマは個人売買のプラットフォームなので、全国各地のさまざまな人が車を出品しています。さらに、個人売買なので消費税が発生せず、お得に車の購入が可能です。
また、専門スタッフがサポートしてくれるので購入に不安がある方でも安心して利用できるでしょう。
まとめ
新古車は新車とほとんど同じ状態でお得に購入できることから、非常に人気が高いです。しかし、すぐに売り切れてしまうため、購入したくてもできないという方も多いでしょう。
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車の購入を検討されている方は、ぜひクリマを利用してみてはいかがでしょうか。