新卒でも買いやすい車種はある?選ぶポイントや維持費について解説
車の購入
公開日:2022.04.28
最終更新日:2022.10.24
新しい年度がはじまり、社会人になって車の購入を検討される方も多いでしょう。
しかし、生活費がいくらかかるのか、どれくらいの給料がもらえるのか、まだまだ未確定な要素はたくさんあります。
そこで、今回は新卒でも買いやすい車種や選ぶポイント、さらに維持費について解説していきます。
新卒で車を買う時の年収と維持費のバランス
新卒で車を買う時は年収と維持費のバランスが非常に大切です。就職活動の段階である程度、どれくらいの年収になるのか想像はつくでしょう。そのため、予定年収から逆算して車を選ぶのがポイントです。
買いやすい車種や選ぶポイント、さらに維持費について解説していきます。
車両価格は年収の半分が目安
一般的には年収の半分以下の車を選ぶのが良いとされています。
たとえば、年収が300万円であれば150万円以下の車を選ぶのが良いでしょう。もちろん家賃や食費、光熱費などによっても変わるので、実際にシミュレーションした上で検討するのをおすすめします。
車の購入時に必要な初期費用は?
車の購入時は初期費用がかかります。たとえば、環境性能割という車両本体が50万円以上の車については0~3%の税金を支払わなければなりません(電気自動車やハイブリッドカーは免除される)。
そのほか、重量税や自賠責保険料、リサイクル料や登録費用、さらに車庫証明費用など、さまざまな実費がかかります。
一般的には10万円~20万円ほどの初期費用が掛かると言われているので、計算にいれておきましょう。
車の維持費を考えて車種を選ぶ
車を所有するということは毎月維持費がかかるということです。たとえば、駐車場代や任意保険料、さらにガソリン代などがかかります。
ガソリン代については走行距離によって変わるのはもちろん、車の燃費性能によっても大きく異なります。ハイブリッドカーは電気モーターとガソリンを併用した動力なので、ガソリン車よりも燃費性能が優れておりガソリン代を節約できるでしょう。
ただ、購入費用がガソリン車よりも高くなるので毎月の走行距離をシミュレーションした上で検討したほうが良いです。
また、排気量によって自動車税が変わるので、排気量が小さい車を選べば維持費を抑えられます。
新卒で買うのにおすすめな軽自動車5選を紹介
新卒で買うのにおすすめな軽自動車5選を紹介するのでぜひ参考にしてください。
【ダイハツ】タント
タントはハイトール軽自動車の中でも非常に人気が高く、幅広い層から人気があります。両側にスライドドアが採用されているので、後部座席の乗り降りが楽なのも特徴の一つです。
【日産】ルークス
日産ルークスはタントと同じハイトール軽自動車です。室内高が1,385mmと非常に高く成人男性が乗っても圧迫感を感じないでしょう。さらに、燃費性能が高いのでガソリン代が気になる方にもおすすめのモデルです。
【日産】デイズ
デイズはコンパクトサイズ軽自動車として人気が高く、運転が苦手な方にもおすすめの車です。最小回転半径が4.5m~4.8mなので非常に小回りが効き、狭い道でも安心して運転できるでしょう。
【スズキ】ワゴンR
スズキワゴンRは軽自動車の中でも歴史が長く、さまざまなノウハウが積み込まれています。現行ワゴンRにはマイルドハイブリッドが搭載されており、高効率エンジンとモーターの組み合わせで最高燃費25.2km/Lを実現しています。
【スズキ】ハスラー
ハスラーはクロスオーバータイプの軽自動車であり、アウトドアなどのレジャーにもぴったりの車です。また、燃費性能が高いのでガソリン代を抑えられるでしょう。
新卒で買うのにおすすめな普通自動車5選を紹介
軽自動車ではなく、普通車に乗りたいという方も多いでしょう。では、新卒で買うのにおすすめの普通自動車5選を紹介していきます。
【トヨタ】アクア
コンパクトハイブリッドカーの代名詞ともいえるのがトヨタアクアです。最大燃費38km/Lというクラス最高基準を達成しており、毎月の維持費を抑えられるでしょう。
【トヨタ】ルーミー
コンパクトミニバンとして人気が高いトヨタルーミーは両側に電動スライドドアが搭載されています。さらに、衝突警報機能などの最新安全装備が標準でついているので、安全性の高さが特徴といえるでしょう。
【ホンダ】フィット
ホンダフィットは国内だけでなく海外でも人気の高いモデルであり、幅広い層から絶大な支持を得ています。走行性能の高さはもちろん、Honda SENSINGという最新安全テクノロジーが搭載されており、安心して運転を楽しめるでしょう。
【スズキ】ソリオ
ルーミーと同じくコンパクトミニバンの中でも人気が高いソリオは室内空間が広いのが特徴といえるでしょう。また、両側スライドドアが搭載されているので人の乗り降りはもちろん、荷物の出し入れが楽なのも魅力ポイントです。
【スズキ】スイフト
スポーティーなデザインが特徴のスイフトは街乗りはもちろん、ワインディングロードやスポーツ走行が可能なモデルです。高効率直列4気筒エンジンを搭載しており、パワーのある運動性能が特徴といえるでしょう。
新卒で車を買う時の注意点は?
新卒で車を買う時はいくつかのポイントに注意しなければなりません。
カーローンを利用するかを検討する
まず、カーローンを利用するか検討しましょう。今回紹介したおすすめ車種は100万円~200万円と比較的リーズナブルなモデルですが、一括で購入するのはハードルが高いでしょう。
そのため、カーローンを使って購入するか検討することをおすすめします。カーローンを使えば、毎月一定額の支払いなので計算しやすいというメリットがあります。
しかし、金利がかかってしまうので、総支払額が増えてしまうというデメリットもあります。
ローンの種類 | 金利 | 特徴 |
銀行系ローン | 1%~2% | ・審査が厳しい。 ・新卒の場合審査が通らないことが多い。 ・頭金が多く必要になる場合もある |
ディーラーローン | 4%~8% | ・審査が優しい ・新卒でもローンを利用できる ・金利が高い |
自社ローン | 0%~10% | ・審査が早い ・審査がゆるい ・頭金が必要な場合が多い ・販売店によって金利幅が大きい |
残価設定ローン | 5%~7% | ・審査が優しい ・毎月の返済負担を減らせる ・総支払額が増える |
初期費用を抑えるなら中古車も検討する
初期費用を抑えるなら中古車の検討もおすすめします。中古車であれば頭金が必要ない場合も多く、初期費用を抑えられます。
また、車検付き中古車であれば、車検手数料などが必要ないのでさらに初期費用を抑えられるでしょう。
新車がいいならカーリースを検討する
中古車ではなく新車が希望ならカーリースを検討したほうが良いでしょう。カーリースであれば毎月の返済額が一定なので、シミュレーションしやすいというメリットがあります。
また、頭金が必要ないプランも多いので現金がない方でも車を所有しやすいです。
そのほか、税金やメンテナンス費用などがプランに組み込まれているものもあるので、維持費を節約できるという特徴があります。
中古車を探すならクリマがおすすめ
中古車を検討するならクリマがおすすめです。クリマというのは車の個人売買プラットフォームであり、全国各地のユーザーがさまざまな車を出品しています。
そのため、希望の車を見つけやすいという特徴があります。そのほか、個人間売買なので消費税がかからないというのもメリットの一つです。
ディーラーや自動車販売店から購入すると車両価格に10%の税金がかかります。つまり、200万円の車であれば20万円の消費税を支払わなければならないのです。
しかし、個人間売買の場合は消費税がかからないので、同じ車両価格であっても、非常にお得に購入できます。
まとめ
新卒で入社して、車の購入を検討されている方も多いでしょう。
しかし、毎月の維持費や生活費にどれだけのお金がかかるかわからないという方も少なくありません。
今回は新卒でも買いやすいおすすめ車種を紹介しました。さらに、今回紹介した購入時のポイントや注意点についてもぜひ参考にしてください。