高くて馬鹿らしい車の維持費を安くしたい!抑える方法はあるの?
車の購入
公開日:2022.03.22
最終更新日:2022.10.24
車は所有しているだけで税金や保険、ガソリン代などの維持費がかかります。ただ、車種によって維持費が大きく異なるので、購入前にどのくらいの費用がかかるのか知っておいたほうが良いでしょう。
そこで、今回は車の維持費が年間でどれくらいかかるのか、維持費を少しでも安くする方法について紹介していきます。
馬鹿らしい車の維持費はどのくらいかかる?
車種によっては年間数十万の維持費がかかることもあり、車を手に入れたものの維持が大変という声が少なくありません。
ただ、車の種類や排気量、ボディサイズによって実際にかかる費用に差があります。希望の車の維持費がどれくらいかかるのかあらかじめ確認しておくことをおすすめします。
普通車の年間維持費の内訳
普通車の維持にかかる主な費用の内訳は自動車税、車検、任意保険、ガソリン代、メンテナンス費用、そのほか駐車場や高速道路使用料です。
【コンパクトカー】
自動車税 | 30,500円 |
車検費用 | 100,000円~ |
任意保険 | 30,000円~70,000円 |
メンテナンス | 6,000円 |
ガソリン | 61,000円 |
駐車場 | 96,000円 |
高速道路等の利用料 | 60,000円 |
【ミニバン、SUV】
自動車税 | 36,000円 |
車検費用 | 120,000円~ |
任意保険 | 30,000円~100,000円 |
メンテナンス | 6,000円 |
ガソリン | 120,000円 |
駐車場 | 96,000円 |
高速道路等の利用料 | 60,000円 |
【大型セダン】
自動車税 | 43,500円 |
車検費用 | 120,000円~ |
任意保険 | 30,000円~100,000円 |
メンテナンス | 6,000円 |
ガソリン | 170,000円 |
駐車場 | 96,000円 |
高速道路等の利用料 | 60,000円 |
自動車税についてはエンジンの排気量によって変動するため、排気量ごとに確認することが大切です。
さらに、車検費用についてもどこに依頼するのかで費用が変わってくるでしょう。
そのほか、任意保険については契約する保険会社やプランによって費用が大幅に変わるので、一度見積もりを取ることをおすすめします。
軽自動車の年間維持費の内訳
軽自動車の年間維持費の内訳は基本的に普通車と変わりありません。
ただ軽自動車の場合は自動車税ではなく軽自動車税がかかります。
車の種類 | 軽自動車 |
自動車税 | 10,800円 |
車検費用 | 100,000円~ |
任意保険 | 30,000円~70,000円 |
メンテナンス | 6,000円 |
ガソリン | 80,000円 |
駐車場 | 96,000円 |
高速道路等の利用料 | 40,000円 |
年間かかる車の維持費は抑えられる?
車種によって差があるものの、年間を通して数十万円もの維持費がかかってしまいます。ただ、節約できるポイントもあるので、削れるところはしっかりと削って維持費を節約しましょう。
節約できる維持費
節約できる維持費としては以下の7つの項目が挙げられます。
- 車検費用
- 法定12ヶ月点検費用
- 任意保険料
- メンテナンス費用
- ガソリン代
- 駐車場代
- 高速道路等の利用料
節約できない維持費
ただ、維持費の中には節約できない費用もあります。
基本的には税金や自賠責保険、印紙代など国が定めている税金や保険の金額については節約することができません。
- 自動車税
- 自動車重量税
- 自賠責保険料
- 印紙代
車の維持費を安くする方法を項目ごとに紹介
車の維持費を安くする方法を紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
ガソリン代
昨今、高騰しているガソリン代はどうにかして削りたいポイントですよね。ガソリン代を節約するにはいくつかの方法があります。
たとえば、ガソリンスタンドの提携クレジットカードを利用するとリッターあたり1~3円ほど値引きされることがあります。頻繁に給油する方にとっては非常におすすめです。
そのほか、燃費走行を心がけるのもポイントです。急発進を避けて、スムーズなエコ運転を心がけましょう。
バッテリー交換費
バッテリー交換をディーラーで行うと純正品を使用するので交換費用が割高になってしまいます。
そのため、カー用品店などで交換したり、インターネットで購入して自分で取り付けたりするのがおすすめです。
駐車場代
駐車場も維持費を圧迫している項目の1つです。たとえば、家から少し離れてしまうものの、安い駐車場があるなら変更してみるのも良いかもしれません。
ただ、金額だけで選ぶのではなく、周りの環境や駐車場が整備されているかどうかについて総合的に判断したほうが良いでしょう。
タイヤ交換代
タイヤ交換も高額なメンテナンス費用の1つです。ただ、タイヤにこだわらなければ、純正品よりも費用を抑えることができます。
最近は海外ブランドのタイヤも多く流通しているのでタイヤ交換を安く済ませることができるでしょう。ただ、海外ブランドのタイヤはトラブルの発生リスクもあるため、使用する場合は注意が必要です。
国産ブランドのタイヤで費用を抑えたい場合はカー用品店のプライベートブランドを使用したり、型落ちの新古品などを探してみたりするのもおすすめです。
高速道路料金
高速道路をできるだけ使用しなければ高速道路料金を抑えることができます。ただ、距離によってはどうしても使用しなければならないこともあるでしょう。
そのため、可能な限り高速道路の利用を控えて少しでも節約を意識してみるのも良いかもしれません。
馬鹿らしい車の維持費を安くする7つのポイント
車を所有していると、なにかと維持費がかかってしまうので困ってしまう方も少なくありません。「なんでこんなに高いの?」と馬鹿らしく思えてくることもあるでしょう。
ただ、7つのポイントを押さえれば、維持費を安く抑えられます。
任意保険を見直す
任意保険はあくまでも任意なので絶対に加入しなければならないというものではありません。ただ、万一の事故のときは任意保険に加入していなければ大きなトラブルになってしまうでしょう。
ほとんどの方が任意保険に加入していますが、保険会社や契約プランによって保険料が大幅に違うのも事実。任意保険の内容を見直すことで、保険料を節約できる可能性があります。インターネット型の保険で費用を安くしたり、必要な項目に絞って保険料を安くしたりするなど、工夫することができます。
燃費の良い車を選ぶ
燃費の良い車に乗り換えるのも1つの方法です。たとえば、10年前のミニバンと最新のミニバンでは1リッターで走行できる距離が2倍近く異なる車種も珍しくないのです。
特にハイブリッドカーやEV車の場合、1リッターで20km以上走れるモデルも非常に多く、ガソリン代を抑えることができます。
車検料が安い業者を探す
2年に一度、車検を受けなければなりませんが、依頼する業者によって車検費用が変わります。
たとえば、ディーラーに依頼した場合は整備工場やカー用品店、ガソリンスタンドと比較して車検費用が高めに設定されています。さらに、車検専門店であれば車検費用を大幅に節約できるのでおすすめです。
サイズの小さい車種を選ぶ
エンジンの排気量によって自動車税額が決められています。そのため、エンジンサイズの小さい車種に乗り換えることで、毎年の自動車税を節約することが可能です。
安い駐車場を探す
安い駐車場を探して、契約を変えるのも1つの方法です。立地が良い場所はどうしても駐車場代が高くなってしまいます。周辺の駐車場の金額を調べて、安いところを探すのもおすすめです。
減税制度を利用する
エコカーを対象にした減税制度が設けられています。
エコカー減税を利用すると、年間で10万円以上もお得になることがあるので、エコカーへの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
会員割引など活用する
ガソリンスタンドによっては会員割引キャンペーンなどを実施しているところもあり、通常よりも安く給油できることがあります。
そのほか、バッテリー交換やオイル交換についても会員限定価格を設定しているところもあるので、会員特典を上手く活用しましょう。
車の初期費用や維持費を抑える方法
車の維持費だけでなく初期費用を抑える方法もあります。
車の維持費が馬鹿らしく感じるなら定額制の車がおすすめ
車の維持費がもったいないと思われる方は定額制のカーリースがおすすめです。カーリースであれば、毎月一定額の支払いで希望の車を所有できます。
費用の中には車検や税金、メンテナンスなどがすべて含まれているので、毎月同じ金額を払い続けるだけで車を所有できるのです。
維持費の安い中古車を探すならクリマがおすすめ
車の維持費を抑える方法はあるものの、そもそも購入資金に余裕がなかったり、予算が合わなかったりすることも少なくありません。
そこで、おすすめなのが中古車です。中古車であれば、新車よりも本体価格が抑えられるのでお得に車を所有できます。
さらに、クリマであれば消費税や中間マージンが発生しないので、自動車販売店よりもお得に中古車を購入できます。はじめての方でも気軽に利用できるように手厚いサポートがついているので、安心して利用できるでしょう。
まとめ
車を所有しているだけで税金や保険、メンテナンスなど、毎年数十万円の維持費がかかってしまいます。
しかし、最近はカーリースのような毎月定額の費用ですべてが含まれているサービスも少なくありません。ただ、車種によっては毎月の負担が大きくなってしまうので、入念なシミュレーションが必要になります。
また、クリマを利用すれば消費税や中間マージンが発生しないので、通常よりもお得に車を手に入れることができるでしょう。