5万円の中古車でも問題ない?購入時の注意点やリスクについて解説
車の購入
公開日:2022.01.25
最終更新日:2022.10.24
車は欲しいけど、高くで手がでない!と購入を諦めている方も多いでしょう。
しかし、最近は5万円で購入できる中古車も意外と売られています。
そこで、本記事では5万円以下で購入する時の注意点やリスクについて解説していきます。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
総額5万以下の中古車はどんな車なのか
5万円で購入できる中古車は意外と多く、できるだけ安く車を購入したいという方でもぴったりの車が見つかるかもしれません。
しかし、5万円以下の中古車はどのような車なのでしょうか。
実際に5万円以下の中古車の特徴を見ていきましょう。
水没車である可能性
総額5万円ということは、税金や保険などを差し引くと車両本体はほとんどタダに近いでしょう。
そのため、「水没車」のように車両自体に何らかのトラブルをかかえている可能性があります。
水没車というのは大雨や洪水などの自然災害によって浸水してしまった車のことです。
エンジン内部やトランスミッションなどの重要機構に水が入ってしまっている可能性があり、故障につながるリスクが非常に高いのです。
また、エンジンやトランスミッションを修理するとなると、高額な費用がかかってしまいます。
そのため、いくら安いからといって、水没車を選ぶのは避けましょう。
修復歴車である可能性
修復歴がある車は相場よりも安く設定されています。
そのため、総額5万円の中古車は修復歴がある可能性があります。
もちろん、修復歴の内容によっては、そこまで大きな支障がないこともありますが、フレームなどの走行性能に大きく関わる部分が修復されている場合、あとあと大きなトラブルを引き起こしてしまう可能性があるのです。
そのため、修復歴がある車についても選ぶことを避けた方が良いでしょう。
保証無の車である可能性
総額5万円ということは保証がついていないことが一般的です。
保証ついていないということは、万一車が故障してしまった場合は実費で直さなければなりません。
また、故障箇所によっては修理費用が高額になってしまうこともあるため、注意が必要でしょう。
車検切れしている可能性
車検切れしている車についても注意が必要です。
総額5万円の中古車には車検がついていない車も多くあります。
つまり、点検整備がされていないため、車両状態が悪い可能性があります。
もちろん、車検が切れて間もない車両であれば、大きな問題にならないことがほとんどです。
ただ、長い間車検を受けていない車両の場合は、その分点検を受けていないということなので、不具合が発生しているリスクがあるかもしれません。
整備費用が高くなる可能性
総額5万円の中古車は金額的に非常に魅力を感じるかもしれません。
しかし、購入してからの整備費用が高くなってしまう可能性があります。
特に、どのようなコンディションかわからないような車の場合、故障が隠れていて、購入後に整備が必要になってしまうことも珍しくありません。
したがって、整備費用が高くなってしまうケースもあります。
急なトラブルが起こる可能性
急なトラブルが起こる可能性もあるでしょう。
総額5万円の中古車は整備やメンテナンスがされていない可能性が非常に高いです。
そのため、購入直後は問題なくても、突然トラブルが起きてしまうこともあるかもしれません。
総額5万円の中古車に適した使用目的
様々なリスクを抱えている総額5万円の中古車ですが、使用用途によってはおすすめの人もいます。
では、どのような用途で使用する人におすすめなのでしょうか。
短期間だけ車を使用したい方
短期間だけ車を使用したい方にはおすすめといえるでしょう。
たとえば、すぐに転勤する予定があったり、次に購入する車が決まっていたりする場合など、短期間の使用と期間が決まっている場合は5万円の車でも問題なく使用できるかもしれません。
しかし、短期間であっても、リスクがあることには変わりありません。
様々なトラブルがつきものであることは覚えておきましょう。
遠出をせずほとんど使用しない方
遠出せずに普段からあまり車を使用しない方にもおすすめです。
もともと車に乗る頻度が少ない場合は、5万円の中古車でも良いでしょう。
とにかくお金をかけたくない方
車の購入費用を可能な限り抑えたいという方におすすめです。
5万円というのは中古車の中でも非常に安いです。
そのため、とにかくお金をかけたくないという方にはぴったりといえるでしょう。
しかし、故障が発生したり、トラブルが起きたりした場合は修理費用やメンテナンス費用が高くつくリスクがあることも覚えておきましょう。
カーリースやローンについても検討するべき
車の購入費用を抑えたい人はカーリースやローンの利用も検討してみましょう。
総額5万円の車は様々なリスクがあります。
そのため、カーリースやローンを利用して状態の良い車を所有することをおすすめします。
自動車ローンや自社ローンを検討しよう
中古車の購入時も自動車ローンを利用することができます。
自動車ローンを利用すれば、購入費用を分割して支払うため、現金に余裕がなくても車を購入することができます。
また、自動車ローンの審査が不安という方は自社ローンの利用も検討しましょう。
自社ローンというのは、販売店が独自に設けているローン制度であり、ローン審査が自動車ローンに比べて通りやすいというメリットがあります。
そのため、自動車ローンを利用したいものの審査に不安がある方は、自社ローンの利用も検討しましょう。
ただし、金利がかからない分販売価格が高くなることや、頭金などの初期費用が必要になる場合があります。
フリーランスや勤続年数が少ない方など、ローンの審査が難しい方には自社ローンがおすすめです。
保証付きの車に乗れるカーリースもある
自動車ローンを利用して車を購入する以外にはカーリースを利用する方法もあります。
自動車ローンを利用して車を購入した場合、車検費用や自動車税、保険などの維持費についても考えなければなりません。
一方、カーリースの場合、車検費用や税金、保険などがすべてコミコミになっていることがほとんどです。
さらに、保証付きのカーリースもあるため、万一のトラブルや故障時にもしっかりと対応してくれるため、安心して車に乗ることができるでしょう。
だだし、途中で解約した時に中途解約金がかかることや、設定された走行距離を超えた場合は超過料金がかかるなど、カーリースのデメリットもあります。
利用する際は、自分の希望にあった制度であるか確認をしておきましょう。
5万円以下で購入する時のポイント
できるだけ車の購入費用を抑えたい場合、3つのポイントに注意して車を選びましょう。
法人が所有していた車を選ぶこと
法人が所有していた車を選ぶのがポイントです。
法人が所有していた場合、定期的なメンテナンスを行っている可能性が高いため、状態が良い車両が多いです。
そのため、5万円以下の車を購入する際は法人が所有していた車を選ぶことをおすすめします。
法定点検やメンテナンスができていること
中古車のコンディションはこれまでにしっかりとメンテナンスされてきたかがポイントとなります。
そのため、法定点検やメンテナンスがしっかりとされてきたかが確認できる車を選ぶようにしましょう。
たとえば、点検整備記録簿がついている場合、いつどこでどのような点検・整備が行われたかが記載されているため、車の状態を確認することができます。
検索機能を活用して自分で探すこと
5万円の中古車でもコンディションの良い車を探すには検索機能を活用して自分で探すこともポイントです。
たとえば、クリマを利用すれば、安くて質の良い中古車を見つけることができます。
クリマは個人売買なので消費税もかからず、通常よりも安く車を購入できるのが特徴です。
さらに、手厚いサポート体制が整っているので、万一のトラブルにも安心できます。
まとめ
最近、5万円で購入できる中古車も増えています。
しかし、水没車や故障車、修復歴がある車など、状態が悪い車が多いのも事実です。
そこで、少しでも質が安い中古車を見るけるために、中古車売買サイトのクリマの利用がおすすめです。
5万円以下で安全に中古車を購入するために、ぜひ本記事を参考にしてみてください。