10人乗りの車はどんな車?大人数で乗れる車の特徴を詳しく解説
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公開日:2022.03.18
最終更新日:2022.10.24
昨今のアウトドアやキャンプブームに伴い、ミニバンや大型車の需要が高まっています。
ただ、7人乗りや8人乗りだと少し手狭に感じたり、座席数が足りないと感じたりすることもあるのではないでしょうか。
そこで、今回は10人乗りが可能な車の特徴について解説していきます。
10人乗りの車ってどんな車?
ミニバンというと7人乗りや8人乗りが一般的ですが、10名乗車が可能なワゴンやバンというカテゴリーの大型車があります。
ワゴンというカテゴリーに位置づけられる車は大人数の輸送を目的としておりシャトルバスやミニバスにも使われることがあります。
一方、バンというのは荷物を運ぶのを目的に開発された車両で後部座席が取り外されて積載力を高めたモデルとなります。
10人乗りの車の特徴
10人乗りの車はワゴンもバンもミニバンよりも大きく、積載力の高さが特徴であり、商業用としてはもちろん、最近は一般車としても注目を集めています。
ボディが大きいだけでなく、室内空間が広々としているので、大人数での移動も可能です。
さらに、荷物をたくさん載せられるので、運送業や建設業の社用車として使用されることも少なくありません。
10人乗りの国産車は2種類
10人乗りが可能な国産車は主に2種類あります。
1つ目はトヨタハイエース、そして2つ目が日産キャラバンです。
国産モデルの中ではハイエースとキャラバンのみが10人乗りに対応したモデルを展開しています。
10人乗りの車は普通免許で運転できる
10人乗りのハイエースやキャラバンでも普通免許があれば運転できます。
サイズが大きく、バスや運送用としても使用される10人乗りのモデルですが、特に中型免許や大型免許は必要なく、普通免許さえ取得していれば運転可能です。
10人乗りができるキャラバンについて解説
日産キャラバンは1973年に初代モデルがデビューを果たし、今もなお人気のバンとして注目を集めています。
現在は、NVという車名で商業用としてはもちろん、乗用車としても親しまれています。
キャラバンはどんな車?
1973年のデビュー以来、さまざまな改良が加えられて安全性能や燃費性能、そして積載力が大幅に改善されました。
その背景にはライバル車のハイエースの人気が挙げられます。キャラバンとハイエースは長年のライバルとして切磋琢磨しながら、これまで数々のマイナーチェンジ、フルモデルチェンジがなされてきました。
キャラバンはハイエースを意識しつつ、ハイエースとはホイールベースの長さやリアオーバーハングの短さなどに大きな違いがあります。
ワゴンDX ロングボディ
NVキャラバンワゴンDX ロングボディにはディーゼルターボの設定はなく、ガソリンのみ選択可能。
ボディサイズはトヨタハイエースよりも全長、全幅、全高すべて一回り小さくなっており、運転しやすいのが特徴です。
乗車定員は10名であり、1列目と2列目が2席、3列目と4列目が3席となっています。
ワゴンGX スーパーロングボディ
ワゴンGX スーパーロングボディは4WDのガソリン車がラインナップされており、入ルーフ仕様です。
全長は5,080mm、全幅1,695mm、全高2,285mmとなっており、広々とした空間が特徴です。
ライダー ワゴンGX ロングボディ
ライダー ワゴンGX ロングボディはワゴンGX ロングボディのライダー仕様です。
専用のフロントグリルやプロテクター、さらにRiderのエンブレムがレイアウトされており、都会派なイメージが印象的です。
さらに、追加オプションでライダーのアルミホイールやLEDヘッドライトなどを装着でき、通常グレードとは異なる見た目を楽しめます。
10人乗りができるハイエースについて解説
トヨタハイエースは国内のみならず世界的にも人気が高く、特にアジア圏ではバスとして使用されるなどさまざまなところで活用されています。国内では日産キャラバンとトヨタハイエースのみが10人乗りに対応しており、両車は長年のライバルとして競い合ってきました。
日産キャラバンは運送や建築など、商業用として使用されることが多いのですが、トヨタハイエースについては商業用としてはもちろん、一般の乗用車としても高い支持を得ています。
ハイエースはどんな車?
トヨタハイエースが最初に発売されたのは1967年です。
それから長い年月を経て、改良が重ねられ、現在はロング、スーパーロング、ワゴン、ライトバンそしてマイクロバスがモデル展開されています。もともとハイエースは商業用として開発されていたこともあり、100万km以上の走行を目標として耐久性の高い設計が行われていました。
現在もさまざまなシーンで使用されており、タクシーやマイクロバス、救急車などにも使用されています。
ハイエースワゴン DX
ハイエースワゴン DXはハイエースワゴンのエントリーグレードに位置付けられています。2,700ccのガソリンエンジンを搭載しており、パワフルな走行が可能。
さらに、運転席と助手席はフルリクライニングが可能など、快適性能も意識して設計されています。
ハイエースワゴン GL
ハイエースワゴン GLはDXの上位グレードに位置しており、シートの質感やホイールキャップのデザインに違いがあります。
そのほか、フロントオートエアコンが装備されているなどエントリーグレードよりも操作性に優れているのが特徴です。
ハイエースワゴン グランドキャビン
ハイエースワゴン グランドキャビンは基本的な装備はハイエースワゴンGLと同じです。
しかし、ボディサイズは全長5,380mm、全幅1,880mm、そして全高は2,285mmとDXやGLよりも一回り大きなサイズになっています。
10人乗り以外のでも大人数で乗れるおすすめ車種8選
10人乗りは大きすぎるけど、大人数が乗れる車が欲しいという方も多いでしょう。ここでは、おすすめの8モデルを紹介していきます。
【トヨタ】アルファード
アルファードはトヨタのフラッグシップミニバンとしてデビューを果たし、幅広い層から人気があるモデルです。
高級感の溢れるインテリアと洗練された外観デザインが、トヨタらしい造りに仕上がっています。
【トヨタ】ヴォクシー
アルファードよりも小さめに設計されているヴォクシーは燃費性能に優れているのが特徴です。室内空間も広く、大人7名が乗車してもゆったりできるのが魅力的です。
ハイブリッドモデルも展開されているので、燃費を重視する人にはハイブリッドがおすすめです。
【トヨタ】ヴェルファイア
アルファードの兄弟車としてデビューしたヴェルファイアは若い層から人気があるモデルです。
アグレッシブな見た目と高級感のあるインテリアはフラッグシップモデルの名に相応しいといえるでしょう。
【日産】セレナ
セレナはミドルクラスミニバンの中でも燃費性能に優れているのが特徴です。
特にe-POWERモデルは日産独自のエンジンシステムであり、高効率エンジンによって高い燃費性能を実現しています。
さらに、日産独自の安全機能が装備されているのでファミリー層から高い人気を得ています。
【日産】エクストレイル
SUVタイプのエクストレイルは、長距離ドライブはもちろん、アウトドアやレジャー利用としても最適なモデルといえるでしょう。
SUVでは珍しい7人乗車が可能で、大人数でも快適なドライブを楽しめます。
【ホンダ】オデッセイ
ホンダのフラッグシップミニバンであるオデッセイはアルファードを意識した高級感があるモデルです。
特に現行モデルはシートの質感などに改良が加えられ、高級感をしっかりと味わうことができるでしょう。
【ホンダ】ステップワゴン
ステップワゴンはファミリー層をターゲットにしたホンダのミニバンです。
排気量も1,500ccと2,000ccの2タイプあり、低排気量に抑えられていることで維持費が安いのも特徴といえるでしょう。
【MAZDA】CX-8
CX-8はマツダが展開しているCXシリーズの最上級モデルです。
SUVタイプながらも室内空間は広く、大人7名がゆったりくつろげる空間に仕上がっています。
中古車を探すならクリマがおすすめ
本体価格が高くなりがちな10人乗りの車やミニバンを中古で購入すれば、初期費用を抑えられます。しかし、中古車を購入する時はしっかりとポイントを押さえておかなければなりません。
特に修復歴の有無やメンテナンスなどは必ず確認しておいた方が良いでしょう。
また、中古車販売店によっては相場よりも値段設定を高めにしているところも少なくありません。
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まとめ
10人乗りに対応した車種はキャラバンとハイエースに絞られます。
また、それぞれの車種の中にいくつかのグレードがあり、機能や装備、そしてデザインなどが大きく異なります。
さらに、10人乗り以外のミニバンやSUVの人気も高く、各メーカーさまざまなモデルを展開しています。ただ、本体価格が高くなることから、購入を躊躇している方も多いでしょう。
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