車検切れの車でも高く売れる!手続きや売却時の注意点も解説
車の売却
公開日:2022.09.21
最終更新日:2022.09.27
車を手放したいものの、すでに車検が切れているので買取してもらえるか不安という方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は車検切れの車を売却する方法と注意点について解説します。
車検切れの車でも高く売れる理由
車検が切れていても、車を買取してもらえるのが一般的です。とくに車検が切れているからといって、マイナスな要素はなく、車を手放したいタイミングで業者に依頼すれば買取してもらえます。
そもそも、車を買取したあとは、店頭販売や業者オークション、そして輸出の3つに分けられることが多く、店頭販売以外はあまり車検の有効期限は重要ではないのです。
とくに輸出に関しては車検の有無はまったく影響ないといえるでしょう。そのため、すでに車検が切れていても、高値がつくことも珍しくないのです。
車検切れの車を売る方法
では、車検が切れた車を高く売るにはどうしたらよいのでしょうか。ここでは、3つのポイントについてみていきましょう。
車の買取業者に売る
買取業者に査定してもらって買取してもらうのが1つ目の方法です。中古車買取店では、車検が切れた車でも査定してもらえるので、気軽に依頼できるのが特徴です。
ただ、すでに車検が切れている場合は自走して店舗まで行けないので、事前に査定方法を相談しておいたほうがよいでしょう。
出張査定をしてもらう
出張査定を利用するのもおすすめです。出張査定とは自宅まで査定士に来てもらい、査定してもらう方法です。
わざわざ車を店舗まで持っていく必要がなく、自走できない車検切れ車であってもしっかりと査定してもらえます。
個人売買で売る
個人売買を利用するのもよいでしょう。最近はフリマサイトやオークションサイトなどで、気軽に車を出品できるので利用のハードルが低いといえます。
また、車検が切れていても出品できるので、車の状態や車検の有無を気にせず利用できるのが特徴です。
車検切れの車を売るときに必要な書類
車検切れの車を売るときにはいくつかの書類を用意しなければなりません。
軽自動車 | 普通車 |
自動車検査証 | 自動車検査証 |
自賠責保険証明書 | 自賠責保険証明書 |
自動車リサイクル券(※2005年以降のモデル) | 自動車リサイクル券(※2005年以降のモデル) |
軽自動車納税証明書 | 自動車納税証明書 |
印鑑(認印可) | 印鑑証明書 |
振込口座情報 | 振込口座情報 |
自動車検査証記入申請書 | 譲渡証明書 |
委任状 |
振込口座情報や譲渡証明書、委任状などは買取業者が用意してくれるので、記入が必要なところを記入しましょう。
車検切れの車を売るときの注意点
車検切れの車を売るときは注意しなければならないポイントがあります。
車検切れの車の運転は禁止
車検切れが切れている状態で公道を走ることは禁じられています。ただし、自治体に仮ナンバーを発行してもらえば、一時的に公道を走行することが可能です。
万一、車検切れの状態で公道を走行した場合は道路運送車両法違反となり、30万円以下の罰金または6ヶ月以下の懲役が科せられます。
また、行政処分として違反点数が6点加算されるので、これまでに違反したことがない方でも一発で免許停止処分となります。
車検に通す前に売却する
車検を通すには車検基本料のほか、重量税や自賠責保険などの法定費用などがかかるので、合計で10万円以上かかることも少なくありません。
また、修理やメンテナンスが必要なところがある場合は交換部品が必要になるので、20~40万円以上かかることもあるでしょう。そのため、車検を通す前に売却するのがおすすめです。
車検切れの車を高く売るためのポイント
車検切れの車を少しでも高く売るためにはポイントを押さえなければなりません。では、高く売るポイントをみていきましょう。
査定前に車をきれいにする
買取業者に査定してもらう前にしっかりと洗車して車をきれいにしておきましょう。ボディーはもちろん、ガラスやホイールなどもすみずみまできれいにしておくことがポイントです。
また、内装についてもハンディクリーナーなどを使ってほこりやゴミを取り除き、内窓やインパネもきれいな布巾などで拭きあげましょう。車の第一印象をよくすることで、査定額アップにつながることがあります。
売却に必要な書類を用意しておく
売却に必要な書類をあらかじめ用意しておくのもポイントです。必要書類が揃っていないと、売却の手続きができず、買取業者も手間がかかってしまいます。
その分、査定額が低くなってしまう可能性もあるので、事前に書類を用意しておきましょう。
少しでも早く売却する
少しでも早く売却するのがおすすめです。車の価値は1年間で30%程度下がるといわれており、時間が経つにつれてどんどん価値が下がってしまいます。
車を乗らなくなったまま放置していても、あとから価値が上がることはほとんどないので、できるだけ早く売却したほうがよいでしょう。
もちろん、プレミアがつくモデルや希少モデルについては高値がつく可能性もありますが、ほとんどの車は価値が下がってしまうので注意しましょう。
買取の希望価格を業者に伝える
買取の希望価格を業者にしっかり伝えることが大切です。業者もできるだけ利益を出すために、はじめは低めに査定額を提示してくるでしょう。しかし、そのまま買取してもらうと、相場よりも低い査定額で買取してもらうことになってしまいます。
つまり、希望の売却額や、これくらいなら売却してもよいという金額があれば、あらかじめ買取業者に伝えておいたがほうがよいでしょう。複数の業者に査定を取ることで、どれくらいが買取相場なのか判断しやすくなります。
できれば複数の業者に査定してもらい、一番高く差査定額を出してくれたところに買取してもらうのがおすすめです。
車検切れの車を売るならクリマがおすすめ
車検切れの車を少しでも高く売るならクリマがおすすめです。クリマは車に特化した個人売買フリマサイトであり、全国に利用者がいます。
出品までの流れも簡単で、クリマのスタッフがサポートしてくれるので、個人売買がはじめての方でも安心して利用できます。
また、クリマは個人売買なので、消費税や中間マージンがかからず、その分高く売却できることも珍しくありません。さらに、出品価格を無料でクリマのスタッフに相談できるので、どれくらいの値段を付ければよいかわからないという方も安心してクリマを利用できます。
現在、月間34,000人以上がサイトを閲覧しているため、売却できる可能性が高いのもクリマのおすすめポイントです。
まとめ
車検切れの車でも買取してもらうことは可能です。ただし、自走して公道を走ることはできないので、レッカーなどで買取店まで運んでもらう必要があります。
もしくは、自治体から仮ナンバーを発行してもらい、一時的に公道を走れるようにする方法もあります。
また、車検切れの車を少しでも高く売るなら一般的な中古車買取店を利用するより、個人売買のクリマを利用するのがおすすめです。クリマなら消費税や中間マージンがかからないので、その分、高く売却できる可能性があります。