中古のスイフトが安いのはなぜ?価格の相場と選ぶポイント
車の購入
公開日:2022.06.13
最終更新日:2022.10.24
スズキスイフトはコンパクトボディながら、パワフルはエンジンとキビキビとした足回りが特徴で、街乗りはもちろん、スポーツ走行にも使えるのが特徴です。
そんなスイフトの中古車相場や中古のスイフトを選ぶポイントをテーマに解説していきます。
スイフトの特徴とは
2000年デビューしたにスイフトは発売以来、幅広い層から人気です。
5ナンバーサイズのコンパクトボディには運動性能の高いエンジンが搭載され、爽快感のある走りを実現しています。
さらに、安全装備や積載量にも特徴があり、多くの人から人気があります。では、具体的にどのような特徴があるのかみていきましょう。
安全装備が充実している
スイフトには自動ブレーキ機能や衝突被害軽減ブレーキアシスト機能など、先進技術が搭載されています。
そのほか誤発進抑制機能やふらつき警報機能などが備わっており、充実した安全装備が特徴です。
街乗りに向いている
ホイールベースがわずか2,450mmであり、同クラスの他車種よりも短いのが特徴です。
ホイールベースが短い分、小回りがききやすく、道幅が狭いところでもスイスイ運転できるでしょう。
ラゲッジルームが広い
リアシートを倒せば455Lの積載量を確保できるので、同クラスの中でもラゲッジルームが広いのが特徴です。
ベビーカーやゴルフバックなども積めるので、ファミリーユースからレジャーユースにも使えるでしょう。
デザインが洗練されている
グレードによってエアロパーツなどのデザインが異なるものの、全体的に欧州車のようなデザインになっています。
コンパクトカーながらも、どこかスポーツカーっぽい雰囲気があり、ファミリカーとしてだけでなく、趣味用の車としても人気が高いです。
中古のスイフトが安い理由
新車では手が出ないという方でも中古のスイフトであれば購入できるかもしれません。
スイフトの中古車相場は比較的リーズナブルな価格帯となっているので、予算に限りがある方でも購入しやすいでしょう。それでは、中古のスイフトが安い理由をみていきましょう。
スズキが小型車に特化している
スズキは軽自動車やコンパクトカーなどの小型車に特化して開発、販売を続けているので、もともとの価格帯がリーズナブルです。
また共通部品などを使用することでコストダウンを図り、価格を抑えています。
軽量化されて維持費も安くなる
スズキの車は軽量化が図られ、自動車税や重量税が普通車よりも安いのが特徴です。さらに、車重が非常に軽いので燃費がよく、毎月の維持費を抑えられるのでメリットといえるでしょう。
車体が小さくパーツも安くなる
ボディが小さいのでパーツのコストが安くなります。そのため、結果的に車両価格が抑えられるのです。
また、修理部品やアフターパーツについてもパーツ自体が小さいことから、コストが抑えられています。
中古のスイフトの価格相場は?
さまざまな特徴があるスズキのスイフトですが、実際の中古車相場についてみていきましょう。
中古のスイフトの価格
流通量が多いスイフトですが、年式やグレードなどによって中古車価格が異なります。
たとえば、1.2LのXGタイプであれば約120万円~となっていますが、スポーツタイプの場合は150万円以上がほとんどです。
走行距離や修復歴の有無によっても値段が変わりますが、目安としてぜひ参考にしてください。
歴代のスイフトの価格
これまでに4代にわたり、マイナーチェンジ、モデルチェンジが行われたスイフトですが、それぞれの中古車相場をみていきましょう。
・初代スイフトの相場
初代スイフトは2000年にカルタスの後継者としてデビューしました。発売直後から瞬く間にして注目を集めて、日本だけでなく海外でも高い支持を得ていました。
発売から20年以上経っていることもあり、初代モデルについては100万円未満で購入できる車両がほとんどです。
中古車価格帯 | 中古車相庭 | |
カーセンサー | 3.9万~68 万円 | 21.7万円 |
グーネット | 18万〜85.4万円 | 30.6万円 |
・2代目スイフトの相場
2004年に初代モデルからフルモデルチェンジが行われ、2代目スイフトがデビューしました。
2代目スイフトでは1,300ccエンジンと1,500ccエンジンの2つのモデルが展開され、用途に合わせて選べることが可能です。
とくにスポーツタイプであるスイフトスポーツは若い層からの人気が高く、今でも絶大な人気を誇っています。中古車相場でもスイフトスポーツのほうが高いです。
中古車価格帯 | 中古車相庭 | |
カーセンサー | 1.5万~198万円 | 37万円 |
グーネット | 9.9万〜174.9万 | 59.6万円 |
・3代目スイフトの相場
3代目スイフトは2代目スイフトとほとんど同じ見た目ですが、プラットフォームが作新されてホイールベースが40mmも拡大されています。
さらに、トレッド幅が広くなったことから高速安定性能や旋回性能が向上しています。先代よりも車重が軽いことからサーキットなどのスポーツユースとしての人気が高いのも特徴です。
中古車価格帯 | 中古車相庭 | |
カーセンサー | 25.8万~183万円 | 81万円 |
グーネット | 38万〜148万 | 86万円 |
・4代目スイフトの相場
2016年にフルモデルチェンジが行われて4代目スイフトがデビューしました。従来モデルから見た目が一新され、よりスタイリッシュなデザインに仕上がっています。
各所のLEDパーツが採用されたり、先進安全装備が採用されたりなど、時代の流れをふんだんに取り入れた一台といえるでしょう。
4代目スイフトは年式によって相場が異なるものの、まだまだ状態のよい個体が多いので3代目に比べると高めの中古車相場になっています。
中古車価格帯 | 中古車相庭 | |
カーセンサー | 69.7万~249万円 | 131万円 |
グーネット | 88.6万〜270万 | 159万円 |
中古のスイフトを選ぶポイント
予算の都合で新車購入は難しい方でも中古であれば人気のスイフトをリーズナブルな価格で手に入れられます。
ここでは、中古のスイフトを選ぶポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
修復歴がないこと
まず、修復歴の有無を確認しましょう。修復歴があると購入してからすぐに修理やメンテナンスが必要になる場合も少なくありません。
また、フレーム修正されている場合、完全に元通りに修復されていないことが多く、走行性能に支障をきたしてしまうリスクもあります。したがって、できるだけ修復歴がない個体を選ぶのがポイントです。
水没車でないこと
昨今、大雨や台風の影響で車が浸水してしまったという事故が多発しています。ただ、車には多数の精密機械や電子部品が搭載されているので、一度浸水してしまうと完全に修理することが難しいと言われています。
また、内部まで砂などが入ってしまっている場合もあり、すぐに故障してしまう可能性もあるでしょう。値段が安いからといって水没車は避けるのがポイントです。
年式と走行距離を確認すること
年式と走行距離のバランスを確認しましょう。というのも、走行距離が多すぎたり、短すぎたりするのが悪いというわけではなく、年式に応じた適切な走行距離かを判断するのが大切です。
一般的に年間の走行距離が1万km程度であれば問題ないと言われています。つまり、3年落ちの車両であれば走行距離が3万km程度であれば、コンディションがよい個体といえるでしょう。
中古のスイフトを選ぶときは年式と走行距離のバランスを確認するのがポイントです。
バッテリーの状態が良いこと
バッテリーやオルタネーターの状態を確認しましょう。バッテリーは定期的に交換しなければならない消耗品の一つなので、古いバッテリーが付いている場合は購入時に新品に交換してもらいましょう。
ただし、発電装置であるオルタネーターの状態が悪ければ、新品のバッテリーに交換しても上手く発電できずエンジンがかからなくなってしまうことがあります。
したがって、可能であればオルタネーターの状態も合わせてチェックすることをおすすめします。
中古のスイフトを探すならクリマがおすすめ
中古であれば予算内で状態のよいスイフトを探せるかもしれません。
また、車の個人売買プラットフォームであるクリマを利用すれば、消費税がかからないのでさらにお得にスイフトを購入できるでしょう。
全国から中古車を探せるので希望のグレードやボディカラー、コンディションのよいスイフトを見つけられる可能性が高く、費用を抑えて購入したい方にはぴったりのサービスです。
まとめ
初代モデルから絶大な人気を誇っているスイフトですが、現行モデルの購入を検討しているものの、予算が合わずに諦めてしまう方もいるでしょう。
しかし、中古のスイフトであれば比較的リーズナブルな価格で購入できるのでおすすめです。また、車の個人売買プラットフォームであるクリマを利用すれば消費税がかからないので、販売店で購入するよりもお得に購入できるでしょう。
少しでも安く状態のよいスイフトを購入したいのであれば、クリマを利用してみてはいかがでしょうか。