中古車リースは損をする?メリットデメリットについて解説
車の購入
公開日:2022.05.25
最終更新日:2022.10.24
近年、マイカーの所有の仕方が変わりつつあります。これまでは現金一括で購入したり、自動車ローンを利用したりするのが一般的でした。
しかし、最近はカーリースという新しいサービスが注目を集めています。
そこで、今回は中古車リースのメリットやデメリットについて解説していきます。ぜひ参考にしてください。
中古車リースの仕組みとは?
中古車リースの仕組みは通常のカーリースと同じです。
毎月、一定額を支払うことで車を所有できるという仕組みであり、プランによっては税金や任意保険、車検費用などがすべて含まれているものもあります。
中古車リースとは
中古車リースというのは一般的なカーリースの中古車版をイメージすればわかりやすいでしょう。一般的なカーリースは新車を対象としたサービスがほとんどです。
しかし、中古車リースは中古車をリースできるので、月額費用を抑えられるというメリットがあります。
中古車購入よりもお得?
中古車を購入するのと中古車リースを利用するのとでは、どちらがお得なのか疑問に思われる方も多いでしょう。
中古車を購入する場合は新車よりも費用を抑えられるとはいえ、初期費用がかかってしまいます。さらに、毎年の自動車税の支払いやメンテナンス費用、車検費用などがかかるので、維持費をある程度シミュレーションしておかなければならないでしょう。
一方、中古リースの場合は税金や保険などが月額費用に含まれているので、毎月の計算がしやすいというメリットがあります。
さらに、自動車税や任意保険料を毎年支払うのではなく、月額費用に含まれているので、急に大きな出費が必要になるということもないでしょう。
中古車リースと新車リースの違い
中古車リースと新車リースの主な違いは車種選びにあります。新車リースの場合は最新モデルを選ぶことができ、色やグレード、オプションなども自由に選べます。
車種のバリエーションの多さ
中古車リースの場合は年式が古いモデルから選ぶ必要があります。また、色やグレードについても在庫にある分から選ぶ必要があるので、希望のモデルが見つからない場合もあるでしょう。
ただし、逆を言えば年式問わず自由に車を選べるので選択肢が増えるというメリットがあります。たとえば、過去のモデルを希望する場合は中古車リースを上手く活用できるでしょう。
車種によっては最新モデルよりも過去のモデルのほうが人気が高い場合もあります。そのため、中古車リースを利用すれば、過去の人気車種を手ごろな価格で所有できるというメリットがあります。
トラブル時の保証内容
新車の場合、メーカー保証が付帯しているので、万一のトラブルでも無料で修理対応してもらえます。
しかし、中古車の場合は保証期間が切れていることが多いので補償されないのがほとんどです。
ただ、リース会社によっては独自の保証制度を用意しており、中古車であっても有限で保証を提供している場合もあります。
受付業者の数
中古車リースと新車リースでは、受付業者の数にも違いがあります。全国的にみても、新車リースサービスを提供している業者のほうが多いでしょう。
中古車リースサービスを提供している業者比較的少ないので、エリアによっては利用できない場合もあるかもしれません。
中古車リースの5つのメリット
それでは、次に中古車リースの5つのメリットをみていきましょう。
1.新車よりも価格が安い
まず、大前提として新車よりも価格が安いのがメリットです。マイカーが欲しいものの、購入費用や月額費用が高いことから諦めている人も少なくないでしょう。
しかし、中古車リースであれば、もともとの車両本体価格が安いので月額費用を抑えることが可能です。
2.短期契約に適している
新車リースの場合最低契約年数が定められており、プランによっては3年、5年、7年と長期間契約しなければなりません。
しかし、中古車リースであれば最低1か月から利用できるプランもあり、短期契約に適しているといえるでしょう。
一時的に車を利用したい場合や新車を購入して納車されるまでの間だけ利用したいなど、都合に合わせて利用できるのがメリットといえるでしょう。
3.納車日が早い
中古車リースはすでに在庫にある車をリースするので、納車までの期間が短いというメリットがあります。
新車の場合、申し込みから納車までに2か月~半年以上かかることも珍しくありません。
一方、中古車リースであれば2週間~3週間ほどで納車されるので、できるだけ早く納車してほしいという方にはぴったりのサービスといえるでしょう。
4.諸費用がかからない
中古車リースの場合、自動車税や自賠責保険、自動車重量税などの諸費用についてはリース会社の負担になるのが一般的です。
つまり、中古車リースを利用すれば諸費用をかけずにマイカーを所有できるのです。
5.メンテナンスを任せられる
リース会社のプラン内容によって異なりますが、メンテナンスを任せられるのも中古車リースのメリットといえるでしょう。
オイルやバッテリーなどの消耗品の交換だけでなく、定期点検が付帯しているプランもあるので、安心して車を所有できます。
中古車リースの5つのデメリット
中古車リースにはさまざまなメリットがありますが、デメリットについても理解しておかなければなりません。
1.走行距離に制限がかかる
新車リース、中古車リース問わず、リース契約の場合は走行距離に制限があるのが一般的です。あらかじめ定められた走行距離以上の利用があると、追加料金を請求される可能性があります。
リース会社やプラン内容によって上限距離は異なりますが、1か月あたり2,000kmまでに設定していることが多いでしょう。
2.途中で解約ができない
契約期間中に途中解約できないのはリース契約のデメリットです。たとえば、3年契約している場合、1年が経過した時点で車が不要になったとしても途中解約することができません。
仮に途中解約できたとしても違約金を支払わなければならないケースがあるので注意が必要です。
3.オプションやグレードを選べない
新車リースであればグレードやボディカラー、オプションを自由に選べます。
しかし、中古車リースの場合は在庫分から車種を選ばなければならないのでオプションやグレードを選べません。
4.傷やへこみを残せない
中古車リースの場合、リース期間満了時に傷やへこみがある場合は追加費用を請求されることがあります。
あくまでも車をリースするという契約なので、傷やへこみがある状態で返却することができません。事故などで傷が付いてしまった場合は追加費用を請求されるのが一般的でしょう。
5.所有物でないためカスタムできない
リース契約の場合はリース会社が所有者になります。そのため、自由にカスタムできません。
ホイールを変えたりナビを変えたりなど、自分好みの仕様に変更しようと思っても、勝手に変えられないことを覚えておきましょう。
中古車リースが向いているのは?
中古車リースにはメリット、デメリットがありますが、どのような人に向いているのでしょうか。
2台目の車を安く購入したい方
メインカーを所有しているものの、2台目が必要になった場合は中古車リースを使用するのがおすすめです。
2台目を購入するとなると、まとまったお金が初期費用で必要になります。
一方、中古車リースであれば毎月定額を支払えば車を使用できるので、少ない費用で2台目を使用することが可能です。
限られた期間だけ使用予定の方
次の車の納車待ちや転勤先でのみ使用するなど、限られた期間だけ車を使いたい方には非常に向いているといえるでしょう。
リース会社によって条件は異なるものの、最低1か月契約というものがあるので、短期間利用に向いています。
中古車を探すならクリマがおすすめ
中古車を購入するならクリマがおすすめです。クリマは車の個人売買プラットフォームであり、全国のユーザーから車を購入することが可能です。
さらに、個人売買なので消費税がかからず、中古車販売店よりもお得に購入できるのがメリットといえるでしょう。
また、初めての方でも安心して利用できるようにサポート体制が整っています。少しでも安くアクアの購入を検討しているなら、クリマの利用をおすすめします。
まとめ
昨今、車の所有の仕方が多様化しています。最近はカーリースが注目を集めており、利用者数が増加傾向にあります。中でも中古車リースは新車リースよりも月額利用料を抑えることができるので、人気が高まっています。
さらに、短期間利用も可能なので、限られた期間だけ利用するという方法もできます。ただ、走行距離に制限があったり、オプションやグレードが選べなかったりなど、デメリットもあります。
そこでおすすめなのが中古車購入です。最近はクリマという車の個人売買プラットフォームがあるので、一般的な中古車販売店よりもお得に車を購入できます。
マイカーの購入を検討されている方は、クリマを利用して中古車を購入してみてはいかがでしょうか。