軽自動車を高く売るために押さえておくべき3つのポイント
車の売却
公開日:2021.07.02
最終更新日:2022.09.27
家族のレジャー、通勤時、セカンドカーとして人気を集めて、買取市場でも多くのニーズがあるのが軽自動車です。
では、軽自動車を売却する際、どのような点に気をつければいいのでしょか。
この記事では、軽自動車を高く売るためのコツを解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
軽自動車特有の査定ポイントとは?
売却希望の軽自動車を査定に出した場合、専門家はいくつかのチェック項目を見て査定額を決定します。
では、そのポイントとは何なのでしょうか。
査定時にチェックされるポイントを、次より紹介します。
軽自動車を高く売るには、年式よりも距離が重要
軽自動車は文字通り、通常の車より軽量なのが特徴です。
軽自動車に搭載されたエンジンは排気量が限られているので、ボディも排気量に合わせています。
そのため、軽自動車の各部位はどれも小さめで軽量につくられているのです。
軽量であれば軽自動車の排気量に対応できますが、その分、耐久性という点では他の車に比べて劣ってしまいます。
したがって、軽自動車の査定では、他の車と違って年式の古さではなく走行距離を重点的に確認することが多いです。
耐久性および走行距離の基準は、一般財団法人 日本自動車査定協会(通称・JAAI)が定めた基準を参考にしています。
この機関が決めた基準によると、年数が10年近く経過していても走行距離が4万km以下の場合は査定時は高ポイントです。
走行距離が5万km以上だと、たとえ年式が新しくても査定では低評価となるでしょう。
エンジンオイル交換などのメンテナンス状態
売却する車のメンテナンスがまめに行われていたか、という点はどの車の査定時でも重要ですが、軽自動車では特に重要視されるポイントです。
軽自動車は排気量が少ないので、アイドリング回転数、常用回転数がどちらも高くなっています。
また燃費の良さを向上させるために低粘度エンジンオイルを使用しています。
これはフリクションロスト呼ばれる回転負荷を小さくするためです。
そのため、普通車よりまめなエンジンオイル交換が必要で、管理を怠ると性能低下が激しくなり、最悪、エンジン本体が故障しやすくなります。
結果、エンジンオイルの交換が常に行われていない軽自動車は、査定時に悪い評価となるのです。
車内の劣化具合
軽自動車に限らず、売りに出された車のなかが清潔でないと、購入者は良い顔をせず、査定時にも良い評価にはなりません。
そのなかでも、軽自動車は価格が他の車に比べて安価であり、なおかつ運転しやすい、燃費が良いという理由から、通勤などで毎日使用するのが前提で購入する人が多いです。
毎日乗る車のなかが汚い状態で、良い気分になる人はいないでしょう。
そのため、車内を丁寧に使ってそれほど劣化していない軽自動車は、良い査定となる可能性が高いです。
また、見た目はそれほど劣化していなくても、タバコの匂いなどがしみついていると、タバコ嫌いの人は嫌がるでしょう。
軽自動車を高く売るために押さえておくべき3つのポイント
軽自動車を少しでも高く売るには、車の状態以外のことも配慮する必要があります。
では、高額買取が実現するための必要要素とは、何なのでしょうか。
次より、チェックするポイント3つを紹介します。
愛車の軽自動車の平均相場を確認する
すぐにお金が欲しいからといっても、ひとつの業者にお願いしてすぐに売却してはいけません。
もしかすると、自分の愛車が他の業者ではもっと高く買取してくれるケースもあるからです。
売却したあとに自分の軽自動車がもっと高く売れたと知って、後悔するパターンは少なくありません。
そのような失敗をしないためには、すぐに売るのではなく、所有している愛車が市場ではどれくらいの価値があるのか、その相場を把握することが重要です。
インターネット上では無料で軽自動車の平均相場を発表しているサイトもあります。
これを参考に相場に見合った買取先を見つけるようにしましょう。
特に軽自動車は多くのニーズがあり中古車市場でも人気があります。
じっくりと探せば高額買取も夢ではありません。
軽自動車が高く売れる時期を見定める
食べ物にしても旬の時期があるように、製品も「この時期に需要がある」という時期があり、車もそれは例外ではありません。
自動車の売り上げおよび買取が伸びる時期は、3月と9月です。
3月は学生、社会人ともに新生活を迎える人が多く、その新しい生活に向けて車を購入する人が増加します。
つまり、新生活が始まる4月の前である3月に車を購入する人が多いです。
そのため、車の売れる時期に備えて、1〜3月に業者は在庫を充実させようと買取を強化します。
また、9月は販売店のほとんどが半期決算期のため、1〜3月の次に買取に力を入れる時期です。
買取が強化されている時期は当然、買取査定額も他の時期に比べて上がります。
そのため、1年の買取平均相場をチェックすれば、高額買取が期待できるでしょう。
複数の業者に査定を依頼する
「自分の軽自動車の相場を知っておく」ことの重要性は先に述べた通りですが、それを手間がかからず調べるには、複数の業者に査定依頼することです。
ほとんどの業者は自社サイトを持っていて、サイト内で簡易的な査定フォームを用意しています。
これを利用しておおまかな査定額を出して、複数の査定額を比較してみましょう。
また、さらに便利なのが、一括査定サイトです。
このサイトで自分の軽自動車の年式などいくつかの情報を記入すれば、サイトに登録してある業者数店の見積もりを一括で行うことができます。
このサイトを利用すれば、愛車の買取相場もある程度は把握できて、業者ごとに査定依頼をする手間も省けます。
買取してもらうよりも個人売買の方が価格がつくことも!
もし、所有している軽自動車が走行距離10万km以上、10年落ちの場合、買取業者に出しても買取の対象外になる可能性があります。
また、廃車に出しても軽自動車の場合は廃車買取で値段が付きにくいタイプなので、買取ではお金は得られないかもしれません。
そのような軽自動車を所有している場合、個人売買を選ぶといいでしょう。
個人売買を利用して車の購入を考えている人は、車のコンディションよりも安さを重要視している人がほとんどです。
そのため、他の買取方法を利用するより、売却される可能性は高くなります。
ただし、個人同士の交渉となるので、名義変更など一連の手続きに手間がかかると、トラブルに発展することもあり、デメリットもあるのが、個人売買の特徴です。
軽自動車を少しでも高く売りたいなら個人売買サイト「クリマ」を使おう
個人売買を利用して軽自動車を売りたい、でもトラブルが起きるか心配で個人売買は抵抗があるという人は、クリマの利用をおすすめします。
クリマは、車の個人売買を仲介するフリマサイトで、売買が成立したときのみ手数料が発生しますが、登録料、出品料などは無料です。
また、面倒な名義変更の代行、引き渡し時の輸送などのサービスも用意しているので、初めて個人売買を利用する人でも安心して利用できます。
売買成立時の代金の受け渡しも決済代行するので、トラブルの心配もありません。
まとめ
軽自動車の高額売却は、車の状態を良くするだけでなく時期などもチェックする必要があります。
いくつもの業者に査定をお願いして相場を知ることも忘れてはいけません。
また、書類の準備など手続きが面倒で良くわからないという人は、クリマの利用も推薦します。
クリマでは軽自動車も多数扱っているので、高額買取が期待できます。
ぜひこの機会にクリマを利用してみてはいかがでしょうか。