10年落ちの車の価値はどう?リセールバリューの高い車種8選も紹介!
車の売却
公開日:2022.08.29
最終更新日:2022.09.27
現在所有している車が古くなり、乗り換えを検討しているものの、年式が古い車は買取してもらえるのか不安という方も多いでしょう。
そこで、今回は「10年落ちの車」の価値はどのくらいか、リセールバリューの高い車種8選を紹介します。
10年落ちの車でも買取してもらえる
通常、年式が10年を超えると中古車市場での価値が大きく下がり、買取額低くなったり、そもそも買取してもらえなかったりする場合があります。
というのも、新車から10年が経過すると、タイミングベルトを交換したり、ミッションオイルやブレーキオイルなどの交換などが必要になったりするため、メンテナンス費用が高額になるケースが少なくないのです。
そのため、どうしても10年落ちの車はそれよりも新しい車と比較すると、買取額が大きく下がってしまう傾向にあります。
とはいえ、日ごろからメンテナンスをしっかりしていれば、車の状態もよく、車種によっては高価買取を期待できることもあるでしょう。
10年落ちでも高額買取してもらえる車の特徴
一般的には価値が下がってしまう10年落ちの車ですが、高額買取してもらえる車にはいくつかの特徴があります。では、どのような特徴があるのか、具体的にみていきましょう。
人気の車種である
さまざまな種類の車が発売されていますが、人気車種のほうが高値で買取してもらえるでしょう。
昨今はSUVの人気が高いこともあり、セダンやスポーツタイプのモデルと比較すると、高価買取を期待できます。
さらに、日本だけでなく、海外でも人気のあるモデルなら、より高い価格で取引されるでしょう。
状態がいい車である
10年落ちであっても、しっかりとメンテナンスや整備されており、状態がよければ買取額を期待できるでしょう。
また、正規ディーラーで定期点検を受けており、記録簿がある車であれば、通常よりも買取額が高くなる傾向があります。
走行距離が少ない車である
走行距離が少ない車なら、10年落ちの車でも高く売ることが可能です。
一般的には10万kmを超えると買取額が下がるといわれているので、10万km以下であれば高値で買取してもらえるでしょう。
10年落ちでも高額買取をしてもらえる理由
10年落ちでも高額買取してもらえるのにはいくつかの理由があります。ここでは、その理由を具体的にみていきましょう。
海外に輸出して売るから
日本国内では10年落ちの車は買取額が大幅に下がってしまいます。さらに、10年経っていなくても、走行距離が10万kmを超えると買取査定額に影響するといわれています。
しかし、これらはあくまでも日本国内だけでの話です。海外では10年落ちでも、走行距離が10万kmを超えていても、車種によっては価値があると判断されます。そのため、海外に販路を持っている買取店であれば、比較的高値で買取してくれる傾向にあるでしょう。
価値のあるパーツを売るから
車としての価値がなくなったとしても、使える部品を取り外して中古パーツとして再販するできます。
したがって、10年落ちの車であっても、部品取りを目的として高値で買取するケースも珍しくありません。
中古車として売るから
10年経ったからといって、とくに問題なく走行できることがほとんどです。ただ、あくまでも日本国内では需要が下がってしまうことから、買取額が安くなったり、そもそも買取してもらえなかったりします。
しかし、10万円や20万円といった低価格帯の中古車を求めている方も一定数いるので、10年経過しており、走行距離が10万kmを超えた車であっても、車種によっては買取してもらえるケースも少なくありません。
10年落ちの車は下取りか買取どちらがいい?
10年落ちの車を手放す際、ディーラーに下取りしてもらうのか、専門店で買取してもらうのか、どちらがよいのか悩むという方も多いでしょう。
手間をかけないなら下取りがおすすめ
面倒な手間をかけずに売却から乗り換えまでを行いたい場合は下取りがおすすめです。
下取りであれば、同一店舗で売却の手続き、次の車の登録など、一貫して対応してもらえるので、面倒な手間を省けるのがメリットといえるでしょう。
高額買取なら買取がおすすめ
一般的に下取り査定というのは買取査定よりも低く提示されることが多いです。そのため、できるだけ高く車を売りたいなら、買取を選んだほうがよいでしょう。
また、買取店によって買取査定額が大きく異なる場合があるので、複数の業者に査定してもらうことをおすすめします。海外に販路を持っている業者なら、より高額査定を狙えるでしょう。
リセールバリューが高い車種ランキング8選!
メーカーや車種によってリセールバリューが異なり、売却時の査定に大きく影響します。ここでは、リセールバリューが高い人気車種8選を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
1.トヨタ ランドクルーザー
ランドクルーザーはトヨタのフラッグシップSUVであり、国内はもちろん、海外でも非常に人気のあるモデルです。頑丈なボディとインパクトのあるデザインが幅広い層から注目を集めています。
また、東南アジアなどへの海外輸出が盛んなこともあり、10年経ったとしても、非常に高値で取引されているのが特徴です。
2.トヨタ アルファード
アルファードはトヨタの高級ミニバンに位置付けられており、ファミリー層だけでなく、さまざまな世代から人気を集めています。
高級感のあるインテリアと洗練されたエクステリアから、多くの人を魅了するフラッグシップミニバンといえるでしょう。国内需要はもちろん、海外でも人気のあるモデルなので、10年落ちでも高価買取を期待できます。
3.トヨタ ハリアー
ハリアーはアーバンスタイルの高級SUVとして発売当初から人気を集めてきました。独特のデザインは現行ハリアーの特徴であり、インテリアは高級感のある仕上がりになっています。
国内需要が高いのはもちろん、海外輸出されているモデルなので、年式が古い車両でも高値が付くことが多いです。
4.スズキ ジムニー
ジムニーはSUVタイプの軽自動車であり、頑丈なラダーフレームと悪路走破性に優れた足回りが特徴といえるでしょう。
ジムニーは古い歴史のあるモデルであり、老若男女問わず人気が高く、中古車市場でも高値で取引されています。
5.スズキ クロスビー
クロスビーはジムニーと同様にSUV型の軽自動車です。ジムニーよりもシティーユースに色付けされており、デイリーユースとして使い勝手がよい一台といえるでしょう。
6.スバル インプレッサ
スバルインプレッサはパワフルなエンジンと悪路走破性に優れた足回りが特徴であり、街乗りからアウトドア、さらにサーキット走行にも使用できるオールマイティな一台です。
海外でも非常に人気のあるモデルなので、10年落ちであっても高値が付くでしょう。
7.レクサス RX
レクサスRXはLXに次ぐ高級SUVであり、レクサスらしい高級感のある仕上がりとなっています。
また、年式が古くても故障しにくいことから、国内外問わず人気があり、中古車市場で高値で取引される傾向があります。
8.レクサス IS
ISはレクサスのミドルサイズセダンであり、スポーティーさが特徴といえるでしょう。
通常、セダンタイプはSUVなどに比べるとリセールバリューは高くありませんが、ISについては人気が高いこともあり、高価買取を期待できます。
10年落ちの車を高く売るならクリマがおすすめ
高価買取を期待するなら、どこに売るかがポイントになります。査定を依頼する買取店によって買取価格が大きく異なることがあるので、可能であれば複数の業者に査定してもらいましょう。
もしくは、個人売買プラットフォームであるクリマを活用する方法もおすすめです。クリマは個人売買なので、消費税が中間マージンがかからないことから、お得に車の売買ができるのです。
購入希望者は一般的な中古車店よりも安く車を購入でき、売却希望者は通常よりも高く売れることが多いので、うまく活用しましょう!
まとめ
一般的には10年落ちの車は中古車市場で価値がなくなってしまうとされており、買取額が安かったり、そもそも買取してもらえなかったりすることがあります。
しかし、車種によっては年式が古くても高価買取を期待できる場合があるでしょう。さらに、クリマなどの個人売買を活用すると、中古車店よりも高く車を売却できる可能性があります。
そのため、少しでも高く車を手放すなら、クリマを利用してみてはいかがでしょうか。