50万円以下の中古車は問題ない?おすすめの車種や注意点を紹介

車の購入
公開日:2022.07.19
最終更新日:2022.10.24
年々、新車価格が高騰しており、ますます車購入のハードルが高くなりました。中古車の購入を検討する方も多いでしょう。
そこで今回は、50万円以下の中古車の購入は問題ないのか、おすすめの車種や注意点を紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
50万円以下の中古車でも問題ない
50万円以下の中古車と聞くと「ちゃんと動くのかな?」「すぐに壊れないかな?」など、心配してしまう方も多いでしょう。
しかし、50万円以下の中古車であっても、しっかりとポイントを押さえておけば問題ありません。
以下では、50万円以下の中古車を選ぶ6つのポイントを詳しく紹介していきます。
50万円以下の中古車を選ぶ6つのポイント
中古車は購入費用を抑えられる反面、しっかりした個体を選ばなければ修理費用やメンテナンス費用などが高額になるケースも少なくありません。
しかし、6つのポイントさえ押さえておけば、50万円以下の中古車であっても心配いらないでしょう。
①修復歴・冠水歴がない車を選ぶ
50万円以下の中古車を選ぶ場合、修復歴や冠水歴の有無を確認しましょう。修復歴というのは車のフレーム部分を修理したり、交換したりした履歴があるかどうかです。つまり、事故によって車の骨格部分を修理していれば、修復歴有の車となります。修復歴有の車は中古車市場で価格が安く設定されているので、一見お買い得感があるでしょう。
しかし、フレーム部分を修理しているということは、大きな事故に遭ったということです。また、フレームというのは修理したとしても、完全に元通りに戻ることはないので、走行性能や安全性能になんらかの影響を及ぼしてしまう可能性も否めません。
一方、冠水歴というのは水没した車かどうかを意味しています。大雨や洪水などで車が水没してしまうと冠水歴有となり、中古車市場では価値が激減してしまいます。
ただ、車はエンジンなどの精密機械のほか、さまざまな電子部品が使用されているので、一度水没してしまうと、あらゆるところに不具合が出てしまう可能性があります。そのため、修復歴や冠水歴がある車はできるだけ避けたほうがよいでしょう。
②保証をつけられる車を選ぶ
近年、中古車でも保証をつけられる場合があります。保証があれば、万一の故障でも無償もしくは少ない自己負担で修理してもらえるので故障リスクを最低限に抑えることができます。
購入する前に、保証については確認しておくことをおすすめします。
③不人気でも好条件の車を選ぶ
中古車の価値は車の人気度合いや年式、走行距離などによって決められます。そのため、不人気車であれば、比較的年式が新しい車であっても金額が低いのが一般的でしょう。
人気のない車であれば、予算内に好条件の車を見つけられるので非常におすすめです。
④定期点検整備記録簿を必ず確認する
ディーラーなどで定期的に整備を受けている場合、定期点検整備記録簿に点検記録が記載されています。
中古車を探すときは定期点検整備記録簿を確認することで、どのような整備を受けてきたのか、車がどのような状態なのかを一目で確認することが可能です。
⑤維持費が高くない車を選ぶ
いくら購入費用を抑えられるからといって、維持費が高ければ意味がありません。できるだけ維持費が高くない車を選ぶのがポイントです。
たとえば、燃費性能を確認したり、排気量を確認したり、さらにオイルなどのメンテナンス費用がどれだけかかるのかをチェックしてみるのもよいでしょう。
⑥7~10年落ちの車を選ぶ
50万円以下の中古車を見つけるなら7~10年落ちの車がおすすめです。というのも、新車から3~5年しか経っていない50万円以下の中古車を見つけるのは非常に難しいです。
仮に見つけられたとしても修復歴や冠水歴があることがほとんどでしょう。そのため、7~10年落ちの中古車を見つけるのがポイントです。
50万円以下で買える軽自動車3選
50万円以下でも6つのポイントを押さえていれば、安心して車に乗ることが可能です。ここでは、50万円以下で購入できる軽自動車3選を紹介します。
1.ダイハツ タント
ダイハツタントはハイトール型の軽自動車であり、老若男女問わず高い人気を得ています。左側のBピラーがないので、乗り降りしやすいのが特徴といえるでしょう。
また、タントカスタムはエアロパーツが装着されるなど、通常のカスタムよりも洗練されたデザインとなっており、若い世代から非常に注目を集めています。
2.ダイハツ ムーヴ
ムーヴは発売以来、長年にわたって人気がある軽自動車の一つです。走行性能が高いのはもちろん、収納力が高いのでファミリー層からも人気があります。
また、燃費性能が高く、維持費を安く抑えられるのも魅力ポイントといえるでしょう。
3.スズキ ワゴンR
ワゴンRは日本の軽自動車の代表格ともいえる存在です。高効率エンジンが搭載されており、20km/L以上の高い燃費性能を実現しています。
さらに、年式がグレードによってはハイブリッドタイプも用意されており、優れた静粛性とエコ性能が特徴となっています。
50万円以下で買える普通自動車3選
次に50万円以下で購入できる普通自動車3選をみていきましょう。
1.日産 ノート
日産ノートはコンパクトカーながらも高い走行性能が特徴です。日産独自の高効率エンジンによりパワフルな走りときびきびとした操作性が運転者のドライビング心を揺さぶります。
また、安全性能も高いのでファミリー層から支持を得ているのも特徴といえるでしょう。
2.ホンダ フィット
ホンダフィットは国内外問わず非常に人気のあるコンパクトカーです。
優れたエンジン性能と足回りを兼ね備えており、シティーユースはもちろん高速走行でも安定した走りを実現できるでしょう。
3.ホンダ フリード
フリードは日本を代表するコンパクトミニバンであり、ファミリー層から絶大な人気を得ています。見た目からは想像できないほどの広い室内には大人が7名も乗車することが可能です。
また、燃費性能の高さが魅力ポイントの1つであり、ハイブリッドではWLTCモードで20.9 km/Lを実現しています。
コスパを重視するなら中古車もおすすめ
新車は金額が高いことから、なかなか手が出ないという方も多いでしょう。そのため、中古車を検討する方も多いのではないでしょうか。
中古車であれば購入費用を抑えられるので予算内で希望の車を見つけられるでしょう。ただ、しっかりとポイントを押さえておかなければ、購入した後に高額な修理費用やメンテナンス費用が掛かってしまうことも少なくありません。
さらに最悪の場合、廃車になるケースもあるので、今回紹介した6つのポイントをしっかりと押さえておきましょう。
中古車を選ぶならクリマ
中古車であれば購入費用を抑えられるので50万円以下でも希望の車を見つけられるかもしれません。ただ、一般的な中古車店で購入すると消費税や手数料、そのほか納車費用などがかかってしまうため、想像よりも総額が高くなってしまうことも少なくないでしょう。
そこで、おすすめなのがクリマを活用する方法です。クリマとは個人間で車の売買ができるフリマのプラットフォームサイトです。
クリマを利用すれば全国から希望の中古車を探せるので50万円以下で状態のよい車を見つけられるでしょう。
まとめ
今回は「50万円以下の中古車は問題ない?」をテーマに50万円以下の中古車を購入するポイントやおすすめの車種について紹介してきました。
50万円以下の車であっても、しっかりとポイントを押さえておけば、安心して車に乗ることができます。
中古車を検討している方は、ぜひ今回紹介したポイントを意識して中古車選びを進めてみてはいかがでしょうか。