10年落ちの軽自動車を購入する前に知っておきたい6つのこと


車の購入

公開日:2021.07.02

最終更新日:2022.10.24

中古車を売るなら個人売買のクリマ
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「車を購入したいけど、新車は予算的にキツい」などという理由で、マイカー購入が実現しない人もいるでしょう。
そんな人におすすめなのが10年落ちの軽自動車です。

状態が悪いと思われている10年ですが、探すとき、大事なポイントを押さえておけば自分にふさわしい軽自動車を見つけられます。

今回は、10年落ち軽自動車を探す際、気をつけることなどについて、詳しく紹介しましょう。

10年落ちの軽自動車を購入する前に知っておきたい6つのこと

10年落ち軽自動車の購入を失敗しないためには、大事なポイントを把握しておくことが重要です。
そのポイントを6つ、以下より紹介します。

10年落ちの軽自動車の相場は20万~30万

軽自動車は10年落ちの場合、最高金額は70万円台、最も安価だと10万円以下で販売されており、全体的な平均額は20万〜30万円とされています。

同じ10年落ちであってもハイブリッドカー相場50〜60万円、ミニバン150万円台に比べると、負担なく購入できる金額です。

軽自動車は元々が他の車に比べて安価であり、中古車市場にも多く販売されているため、このような金額になっているのでしょう。

あらかじめ相場を知っていると、本当にこの中古軽自動車は適正価格なのか、見極めることが可能です。

軽自動車の寿命は12年、走行距離12万kmが目安

車の寿命は12年、長くて13年が平均といわれています。
この目安で考えると、10年落ちであっても、よっぽど悪いコンディションでない限り十分に現役なのです。

そのため、車の寿命を知っておくと、10年落ち軽自動車を選びやすくなるでしょう。

また、走行距離も中古車選びの基準になります。

車の走行距離が多いほど車の各所は負担がかかり劣化するので、走行距離を見れば車のコンディションがどのような状態か、ある程度は把握できるのです。

車は走行距離10〜15万kmを走行すると寿命が尽きるといわれています。
常にメンテナンスを怠らずに丁寧に扱っていれば、15万km以上の走行距離であっても現役でいられますが、ほとんどの人は15万kmで廃車にする傾向です。

そのため、15万km以上の走行距離を記録している10年落ち軽自動車は、それほど状態がよくないといえるでしょう。

車両状態(事故歴・修復歴)があるかをチェック

車は、過去に事故などで骨格部位が損傷してしまう経験があると、修理をしても不具合が発生するケースがあります。
骨格部位は車全体を支える重要な部位なので、その大事な部位が強い衝撃を受けた場合、修理をしても以前のようなベストコンディションに戻らない可能性があるのです。

また、骨格部位は頑丈にできているため、激しい衝撃を受けない限り損傷することはありません。

そのため、売りに出されている10年落ち軽自動車が、過去に事故歴がないか確認する必要があります。
過去に修理・修復をしている中古車は「修理歴アリ」などと記載されているので、そのような記載があるかチェックしましょう。

定期的にメンテナンスが行われているかをチェック

中古車は、前の持ち主が定期的なメンテナンスをまめに行っていれば、10年落ちであっても運転時の不具合も起こりにくいでしょう。
メンテナンスが適切に行われているかどうかを確認する方法は、メンテナンスノートに目を通すことです。

メンテナンスノートに、修理や部品交換、車の部位各所のチェックが行われていたかが記載されていれば、安心して購入していいかもしれません。

なかにはメンテナンスノートがない中古車もあります。
そのような場合は購入を避けたほうが無難といえるでしょう。

自動車税・車検のタイミングをチェック

車を所有すると、それにかかる税金の納税義務が発生します。
その税金とは、1年に1回支払う自動車税、車検時に発生する自動車重量税です。

そして、車にかかる税金は所有している期間によって変動します。
ガソリン車は所有してから13年目、ディーゼル車は11年目に入ると自動車税が上がり、自動車重量税の場合、13年目・18年目にそれぞれ税率が上がる仕組みです。

中古車を購入した場合、前の持ち主の所有期間も含まれるので、13年目になる中古車を購入した場合、購入したタイミングによってすぐに税率が上がった税金を支払わなくてはいけません。
購入してすぐに高い税金を支払いたくない場合は、自動車にかかる税金についても知っておく必要があります。

人気の車種を選ぶことで修理や売却時がお得に!

中古車を選ぶ際は、その中古車が新車時代に人気車種であったかを確認することも重要といえます。

その理由は、人気の車であれば販売台数も多く中古車市場でも多く出回っているからです。
台数が多ければそれだけ相場がわかりやすくなるので、購入の際、簡単に比較ができます。

また、台数が多い中古車はそれだけ各パーツの品不足もないため、修理の際に部位が不足して修理ができないといったケースが発生しにくいでしょう。

10年落ちの軽自動車を安く購入するなら個人売買がおすすめ

中古車を購入する場合、中古車専門店の利用をする人は多いでしょう。
この場合、中古車業者を仲介しての購入になるので、この際に発生するのが各種手数料です。

しかし、個人売買やフリマなど売り手個人が売却をしている場合、仲介の手数料などは発生せず、純粋に車の購入代金を支払うだけで済みます。

車の代金も3万〜5万円台での売却もあるので、通常の中古車購入よりもお金はかかりません。
個人の売り手は、ネットでの募集や「売ります・買います」を受け付けている専門サイトなどで見つけることが可能です。

先述したメリットがある反面、専門店と違って一連の手続きが雑なため、品質の悪い車をだまして売らせるなどのトラブルに発展する可能性もあります。

おすすめの10年落ちの軽自動車

では、中古車市場では、どの軽自動車が人気を集めているのでしょうか。

おすすめの軽自動車3台を次より紹介します。

ホンダ N-BOX

使いやすさや安全性の高さなどから人気を集めているのが、軽トールワゴンタイプのこの車です。

広々とした車内は高さが140cmもあり、子どもなら車内で立つこともできて、家族でも快適に過ごせます。

ホンダが誇る安全運転支援システム「ホンダセンシング」も標準装備されており、安心して運転が楽しめるでしょう。

中古車としての相場は30万円ほどです。

スズキ ジムニー

スズキから販売されているオフロード車ジムニーは、日本だけでなく世界中から信頼を獲得している軽自動車です。

どんな悪路でも走破できる性能に加え、車線逸脱警報、衝突被害軽減ブレーキなど各種システムも装備されており、安全性はハイレベルといえます。

中古市場では安くでも15万円からが相場です。

ダイハツ タント

あらゆる世代に人気なのが、この軽トールワゴンです。

ドアを通常より大きく開けられるミラクルオープンドアの採用、車内も広々しているなど、小さなお子さんがいる家族でも楽々と使用できます。

各種安全機能に加えて、駐車支援アシスト機能などの「次世代スマートアシスト」も搭載なので、運転時のトラブルを事前に回避できる車です。

中古市場では最安価6万円からの販売です。

まとめ

買いやすい価格設定の軽自動車は、中古車で購入すればより安く入手できますが、安さだけでこだわると不具合が発生しやすい軽自動車を購入する可能性もあります。

そのような失敗を回避するには、車の相場、走行距離、過去の事故情報など、いくつかのチェックすべきポイントを知っておくことです。

注意点を把握して自分にぴったりな中古の軽自動車と出会いましょう。

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